素焚糖
素焚糖

素焚糖 600g

商品番号 51336
販売価格 ¥ 324 税込
商 品 名 素焚糖
原 材 料 原料糖(奄美諸島産サトウキビ100%)
賞味期間 長期間保存しても品質的に問題がないので、賞味期間は特に記しません
保存方法 開封前は常温
開封後は直射日光をさけて常温保管

糖蜜をほどよく残した含蜜糖だから、
優しい甘さが味わえる

『含蜜糖』・・・って何?  

千葉県の大東製糖さんが、奄美諸島(徳之島)のサトウキビをから「そのまま、すーっと食べられるほど美味しい砂糖」を作りました。

 

サトウキビに含まれている糖蜜をほどよく残して作った含蜜糖ですので、精製糖(上白 糖、グラニュー糖、三温糖など)に比べて風味豊かで自然な甘さの砂糖に、そして、純黒 糖に比べてクセのない優しい味の砂糖に、仕上がっています。サラサラした粉状の砂糖で すから、通常の砂糖と同様の手軽さでお使いいただけます。

 

■素焚糖および三温糖の主な成分含有量(100gあたり)

  炭水化物(g) ナトリウム(mg) カリウム(mg) カルシウム(mg) マグネシウム(mg) リン(mg) 鉄(mg) 亜鉛(mg) 銅(mg) マンガン(mg)
素焚糖97.977.1212.039.814.84.70.480.060.020.15
三温糖98.77.013.06.012.0Tr0.10Tr0.07Tr

注1.Trは含まれているが最小記載量に達していないことをそれぞれ示す。
注2.出典は、素焚糖・・・大東製糖の分析値、三温糖・・・五訂増補日本食品標準成分表

素焚糖と三温糖、見た目は茶色で同じように見えますが、中身は違うし、当然、味わいも異なります。ほどよく含まれているミネラル分が豊かな風味を醸し出します。

 

早い話が、『素焚糖』は純黒糖よりクセが無く、自然な優しい甘さの使い易い砂糖とお考え下さい。

素焚糖を使って
どんな料理をお作りになりますか?

 

素焚糖を使ったレシピはこちらです

『 素焚糖は焚くの意味、香りをゆらせる如く上品な自然の甘さに驚いています 』

コスモス さま

『 蔗糖を舐めてみると一番よく感じる、舌を刺すような甘さではなく、ふんわり・はんなりした感じでひょっとしたら、返しとかで寝かせて使うより、直接調理に使う方が味が活きる様に感じました 』

じい さま

『 大変上品な砂糖です。健康的です。煮物や紅茶コーヒーやココア全てに使えます 』

ヨシカワ さま

『 白糖や三温糖とは違った「ほんのりとやさしい甘さ」が魅力です 』

めいママ さま

『 いつもの三温糖で煮たときよりも、ふんわりと出来上がりました

一番の違いは、食べた時の甘みの違いだと思います』

みっちゃん さま

『 味は、甘すぎず、和三盆のような上品な甘さに近いように感じました 』

甘味大好き さま

『 素焚糖はしっかりとした甘みがあるのに、キツイくどさが無く、煮物でもタレでも私の腕を越える素晴らしい味が出来ました 』

DD さま

『 花豆を煮てみたのですが、まろやかでコクのある甘みなのに、
後味がとてもスッキリしていることに驚きました 』

がるわん さま

『 素人でも料亭の味に・・とまで言いませんが、品のいい甘さとなっています
安心が何よりで質もいいです 』

かおり姫 さま

『 以前黒砂糖や三温糖を利用してましたが、どうもピンと来なくて、よいものを探しておりました。
この素焚糖は、お値段と栄養価のおりあいもついていて、 味もまろやかでおいしいのでまた残りがなくなりましたら、また購入したいと思って ます 』

エステティカ さま

『含蜜糖』・・・って何?

 

一般に販売されている砂糖(上白糖、グラニュー糖、三温糖等々)は「精製糖」と呼ばれ、砂糖の生産量全体の95%以上が、この精製糖です。そして、残りの僅か数%が「含蜜糖」と呼ばれる砂糖になります。

 

砂糖の原料であるサトウキビやテンサイを搾った汁の成分は、(1)糖分、(2)蜜分、(3)水分の3つに分けられます。 糖分とはショ糖(僅かに還元糖も含まれる)のことで、砂糖の甘さの源です。蜜分はカルシウムやカリウム等のミネラル分で、 苦みがあり、旨みやコクの源となります。

 

精製糖は、サトウキビ等の搾汁を煮詰め、精製を繰り返し、蜜分と水分をできる限り取り除き、 純度が高い糖分だけを結晶化(99.9%がショ糖)した砂糖ですから、まったくクセが無く、 甘さが強い砂糖となります。

 

一方の含蜜糖は、その名が示すとおり、蜜分を残して仕上げた砂糖です。含蜜糖の代表格は沖縄の純黒糖。 サトウキビの搾汁を煮詰めて作るだけなので、サトウキビの蜜分がほぼそのまま黒糖にとどまります。そして、 その蜜分のお陰で、純黒糖は甘みの中にコクと旨みがある風味豊かな砂糖に仕上がるのです。

 

この含蜜糖と精製糖の話を聞くと、塩の話とオーバーラップしませんか?

 

イオン交換膜製塩法により海水から作られる塩化ナトリウム99%以上の「食塩」は塩辛いだ けですが、近年、日本各地で作られている海水を煮詰める、または、天日で干して塩の結晶を作 り出す、ミネラル分が多く含まれている塩(例えば『五島灘の一番塩』)は甘みのある優しい味わ いがします。

 

塩辛さと甘さの違いはあるものの、この構図は「精製糖」と「含蜜糖」の関係とまった く同じではないでしょうか。

 

塩辛いだけの「食塩」(塩化ナトリウム)で料理をするよりも、五島 灘の一番塩のような塩を使う方が、素材の味をより引き立てることができるように、含蜜糖を使 う事により、ひと味もふた味も違うお料理に仕上がるのです。

 

もっとも、沖縄の純黒糖は、時と して塩気を感じる程に強いコクがあるので、料理によっては使いにくいのが玉にキズですが・・・ そこで登場するのが素焚糖。

 

素焚糖は、精製糖と純黒糖の中間に位置する含蜜糖です。素焚糖も含蜜糖ではありますが、ある程度、蜜分を取り除いて製造します。蜜分の含有量を極めて大雑把に言えば、純黒糖が10%~15%、素焚糖が3%、そして、精製糖では0.1%の蜜分が、それぞれ砂糖の総量に対して含まれています。ですから、素焚糖は黒糖の風味の良さを残しつつも、余計なクセが無い、優しい甘さの含蜜糖に仕上がっているのです。

 

 

砂糖の世界も複雑だった  ・・・  糖は甘いが蜜は苦い !?

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