商 品 名 | 梅と塩だけでつくった梅干 |
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原 材 料 | 南高梅(紀州産)・塩 |
賞味期間 | 3年 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存して下さい |
備 考 | 塩抜きして、味をつけた梅干がお好きな方のお口には絶対に合いません。 |
ものすごーく酸っぱい
だからこそ、昔ながらの真っ当な梅干なんです
紀州の特産品、南高梅と塩だけで作った昔ながらの梅干です。
「昔ながらの梅干」と聞くと「ものすごく塩っぱくて、すごーく酸っぱい梅干」を想像されるかもしれません。
でも、私がこの梅干を初めて口にした時、塩っぱさはあまり感じず、強烈な『フルーティーな酸っぱさ』が口中に広がりました。
その剛速球のごとく鮮烈に広がる梅干の味に感動し、以来10年以上も食べ続けています。
その美味しさの秘密は・・・
- 時間をかけて信頼関係を築いた特定の農家だけから梅を仕入れているので品質が安定している
- 海水を天日で干して結晶にした、優しい味わいの塩を使っている
- 3ヶ月から12ヶ月の間、樽で寝かせて熟成させて、塩角が取れている梅干だけをお届けするので、 塩分20%から想像するほど塩っぱくは感じず、梅の味が引き立っている
この3点にあります。
賞味期間は3年。
寝かせれば寝かせるほど、塩角がとれて美味しくなります。
梅の栽培をお願いしている農家さんです
ヘンに味がついている梅干なんて、梅干じゃない
と、思ってらっしゃる方に召し上がっていただきたい梅干です。
塩分量について
本商品の塩分濃度は約20%です。梅干一粒の重量は平均的なところで16.6gとなっています。その
16.6gの内、果肉部分は6割の約10gですので、梅干一粒あたりに含まれている塩分は約2gとお考えください。
ちなみに、厚生労働省の推奨する一日の塩分摂取量は10g以下です。
塩分濃度が20%じゃー、塩分摂りすぎになる
とご心配なら
たった12%の塩(梅との重量比)だけで漬けた「小林さんの梅干」をオススメします。
私が十年以上も食べ続けている梅干を
召し上がってください
「 いやねぇ、昔みたいに旨い梅干を食べたくて、デパートで探したりしてるんだけど、売ってるのはへンに味がついてるヤツばっかりで・・・ 」
と、父がちょいと淋しそうな声で話しを続けます。すると母がボソッと一言。
「 築地で、塩だけで漬けた梅干を買ってるんですよ。
でも、おとーさんは気に入らないのよね 」
時代なんでしょうね、スーパーの棚に並んでいる梅干の多くは、「減塩」やら「味付け」ばかり。
「開封後は要冷蔵」なんぞと書いてある梅干を見る度に、「梅干って保存食じゃないの???」と悪態をついていた私ですから、父の言っていることは、よーく判る。
紀州では、まだ寒い日が続く1月後半から
2月中旬に梅の花が咲き始めます
店の近所の漬物屋で母が買う梅干、確かにヘンな味は付いてないけど、塩っぱいだけで、梅干の旨さが感じられない。だから私も、子供の頃に食べたような、梅干らしい味がバシッとする梅干を食べたいと思っていたのでした。
「 そーなんだよねぇ、俺も旨い梅干、探しているんだけど、なかなかなくて・・・
でも、見つけたら買ってくるから」
と私が答えて、梅干の話はそこで終了となりました。
5月には、梅の実は大きくなり、
6月初旬より収穫シーズンを迎えます
それから半年経った頃、日曜日の夜、カミさんの実家で晩飯をご馳走になった。
「この梅干、食べてみてよ」と言いながら義母が出してくれた梅干を食べると・・・
旨いの旨くないの。
まさに私のイメージ通りの梅干だったのです。
その梅干も塩だけで漬けたヤツですから、塩っぱいんですよ。でも、築地の梅干より、なぜか塩っぱく感じない。その上、バシッと梅の味もするんですから、まさに注文通り。
今風に言えば、『フルーティな酸っぱさ』が味わえる梅干でした。
食べた瞬間、「コレ、この味だ!!!」と唸り、以来、食べ続けているのであります。
この時から13年を経て、2011年6月に「塩と梅だけでつくった梅干」の販売を開始するのですが、そこまでの話はもう少し長くなるので、こちらをご覧ください。
梅と塩だけでつくった梅干を使って
どんな料理をお作りになりますか?