竹製摺漆匙(たけせいすりうるしさじ)
柄には、メダカの口と目のデザインの蒔絵が施されています。
商 品 名 | 竹製摺漆匙 |
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材 質 | 竹 |
京都の下出蒔絵司所謹製
食をささえる安全・安心のスプーンです
京都の下出蒔絵司所さんのご当主、下出祐太郎先生に、「食をささえる安全・安心」をコンセプトとして、ご家庭で使える(下出先生ご自身も使いたい)摺り漆のスプーンをプロデュースしていただきました。
国産竹材をスプーンの形に削った木地を、
ご自身の工房で丁寧にサンドペーパーで研いだ後、
透けた天然漆を塗っては、拭き取り、乾燥、ペーパー研ぎ、
この工程を十数回繰り返します。
最後に、
下出先生のモチーフである
メダカの口と目のデザインの蒔絵にて柄に施して完成です。
スプーンの全長は20cm、凹みの部分は約3cmx6cm。
透けた漆だけで仕上げた飴色と朱の漆で仕上げた朱色の2種類を作っていただきました。
金属製のスプーンと比べると・・・
竹製だから軽い
そして、食感というか触感が、断然、違います。
スプーンを口に入れると、木のぬくもりが唇に伝わり、なんとも口触りが心地よいのであります。
下出先生のモチーフであるメダカの目と口は、「小さなものに宿る命」を象徴しています。
なお、本商品は天然素材を使っておりますので、一つとして同じものはありません。
それぞれが表情(漆の吸い込み具合、縦溝、かすかな凹みなど)を
持つことをご了承くださいませ。
下出蒔絵司所とは・・・
下出蒔絵司所(しもでまきえししょ)とは、伝統工芸士、漆芸家そして博士号を持つ大学教授である下出祐太郎氏が主宰する工房。
蒔絵を中心とした制作や修理修復を活動の柱としています。
こだわりは、あくまでも伝統技法。印籠の修理か
ら大型パネルの創作まで、多くのお弟子さんと共に、日々、新たな取り組みにチャレンジしています。
ほかに文化財の調査や保存修理を手がけ、研究活動にも力を入れています。
「食をささえる安全・安心」のためには、口に入れるものなので、偽りのない天然漆を自分で塗るのが一番とのご判断から、今回、摺り漆のお箸を工房で作っていただいた次第です。
下出蒔絵司所のホームページはこちらです。
お手入れ方法は難しくありませんが、手仕事で作った工芸品ですので、ほんの少し注意が必要です。以下に、下出蒔絵司所からのメッセージを記します。
竹製摺漆匙 お取り扱い上のご注意
竹製摺漆匙は、日常、安心して食卓でお使いいただけるように、木地は国産のタモ材、天然漆で、手作業で摺漆加工したものです。ウレタン塗料やポリエステル樹脂等の合成樹脂は、下地から一切使用していません。近年の研究で天然漆には抗菌効果が確認されています。
天然材料である漆は、乾くとミクロン単位の穴をもち、基材に通気性を保ちます。タモ材の変化(個体特有の曲がり等)がおこることや、漆との剥離を起こすことがあります。
工業生産品ではなく、天然素材を手仕事で作った工芸品を使っていただくには、ほんの少しの素材に対する知識とご注意が必要です。
お使いいただいた後は、腰のない柔らかい布を用いて水かぬるま湯でやさしく洗い、優しく拭きあげていただければ、末長くお使いいただけます。なお、油分は薄い石けん水で落としてください。
安全と天然素材のみの美しさ、滑らかな口ざわりをお愉しみくださいませ。
〈長くお愉しみいただくために、次に挙げる例などはお控くださいませ。〉
- 水に浸けたままにすること
- スポンジ等で強く洗うこと
- 合成洗剤やアルコールスプレー等の使用
- 漂白洗剤等の使用
- 食器洗い機、乾燥機の使用
下出蒔絵司所
『口当たりの柔らかさ、気に入っております お豆腐を食べるのにバッチリですね! 』
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『 漆塗りの食器を使用したのは初めてですが 持った時の手触り、口に運んだ時の感触共に 上々です 』
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お椀に口をつけると、心地の良さにほっとする だから、味噌汁が美味しくなるのです
¥12,100(黒・朱)