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はりはり雪見鍋
(2004年2月6日)
年末年始、ごちそう続きで少々疲れ気味の胃に優しく、あたたかさを閉じ込めた、
大寒のころにぴったりのお鍋です。
はりはリ鍋と雪見鍋を合体させました。水菜のシャキシャキ感と、
大根おろしのトロ味感が同時に味わえます。
まずはダシをとりましょう
鍋に7カップの水を入れ、ぬれ布巾で表面の汚れをさっと拭いた昆布を加えて、弱めの中火(15~20分位で沸騰する火加減)にかけ、
アクを取りのぞき、沸騰直前に昆布を取り出す。
沸騰したら上粉を加えて火を止め、1~2分置いてペーパータオルを敷いたこし器で漉す。
さあ、鍋を作ります
霜が降りてやわらかみを増した水菜は水洗いして根元の部分を切り捨て、6~7センチの長さにざく切りする。この鍋ではびっくりする位の量の水菜が食べられるので、たくさん用意して下さい。
油揚げは熱湯をかけて油抜きし、縦半分に切ってから3センチ位の幅に切り分ける。
砂抜きしたはまぐりは殻をよく洗っておく。はまぐりは大変旨味の出る貝です。
はまぐりを入れると、だしに上品な深みが増します。量はお好みで増やして下さい。
大根は皮をむき、おろし金またはフードプロセッサーのおろし金機能でおろし、軽くザルで水気をきっておく。
土鍋にだし、薄口醤油、酒、みりんを入れて火にかけ、油揚げを加える。
沸騰したら大根おろしを加え、再び沸騰させる。これで食べる準備は完了です。
土鍋が再沸騰したらはまぐり、水菜、糸がきを加え、煮ながらいただきます。
シャキシャキした歯ごたえを楽しみたい水菜はすぐに、はまぐりは口を開いたら、
たっぷりの汁と共に器にとり、好みで糸がきを上からもかけていただきます。
おいしい歳時記
弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。
『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。
だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。
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