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数の子

(2007年12月7日)

 

おせち料理に欠かせないのが祝い肴、三種類あるので三つ肴とか三種とか呼ばれます。

数の子、ごまめ、関東は黒豆、関西はたたきごぼうを入れますが、

子孫繁栄の縁起物の数の子は最も正月料理らしい一品です。

 

今回は今では珍しくなった干し数の子を使いました。

 

戻すのに一手間かかりますが、歯ごたえ、シッカリした粒々感は

塩数の子とは比べ物になりません。

数の子

材料

 

材料
干数の子  ・・・   4本
漬け汁
 ・・・   1C
 ・・・   大さじ3
味醂  ・・・   大さじ2
薄口醤油  ・・・   50cc
鰹削り節  ・・・   5g
 
出汁(または麦茶)パック  ・・・   1枚
鰹削り節  ・・・   5g
糸がき  ・・・   適量

作り方

 



戻し始め
1.

干数の子は水1リットルに対して小さじ1の食塩水に浸す。





3日後
2.

朝晩一度ずつ食塩水を取替え、3~4日間浸す。

 

 

比較




薄皮をはがす
3.

数の子が十分戻ったら、表面の薄皮をはがして取り除き、食べやすい大きさに切る。

 

 

切り方




鍋で漬け汁を作る
4.

鍋に水・酒・みりん・薄口醤油を合わせ、火にかけ、沸騰したら鰹の削り節を入れて漉し、冷ます。

 

手元に鰹出汁がある場合は出汁1C、酒大さじ3、みりん大さじ2、薄口醤油50ccを一煮立ちさせて下さい。





出汁パック
5.

出汁パックに鰹削り節を入れる。





漬け込み
6.

冷めた漬け汁に3の数の子を入れ、5の出汁パックをのせて一晩つける。





完成
7.

器に数の子を盛り、糸がきを天盛る。



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吉田 渉子

弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。

『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。

だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。

 

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