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食べて美味しい鰹節、究極の食べる鰹節の販売を開始します鰹節屋のつぶやき
![とろける本枯れ節の削り節](../img/2nd/l-image2/l-13372.jpg)
2018年7月、とあるレストランで鍋物を注文した。
鍋、具材と一緒に、ウエイター君が
「日本橋の◯◯◯◯の本枯節を
0.01㎜に削りました」
と言いながら、一升枡に入っている削節を持ってきた。
「0.01㎜はウソでしょ」と
思いながらも、
削節を一枚口に入れると・・・こりゃ旨い。
一瞬、削節がトロけたような錯覚に
陥ったのです(実際は、トロけたりしないけど)。
正直な話、食べる鰹節は、好みじゃなかった。
と言うのも、弊店の削節はダシ用ですから、
0.05㎜から0.07㎜の厚みで削っています。
だから、口に入れるとゴモゴモするので、
積極的には食べようと思わなかった。
本枯れ節を自分で削っても、
0.01㎜なんて薄さで削れないから、
食べるとゴモゴモですよ。
でも、自称0.01㎜の削節は、
口に入れるとトロける感があったのです。
その瞬間、弊店でも、食べる鰹節として、
極限まで薄く削った商品を作ろうと心に決めたのであります。
早速、工場長にお願いして、試作品を作ってもらった。
彼自身も初体験の薄さに挑戦。
出来上がった削節の厚さを測ると
0.01㎜もあったけど、
0.02㎜もあった。以降、何度か
試作したけど、これが限界。
0.01㎜はちょいとオーバーかも?
こうしてトッピン専用本枯れ節が
出来上がったのですが、
実際に販売するか、決めかねていた。
丁度その頃、伊豆に恒例の断食に行ったのですが、
断食宿の先生が肩を押してくれた
曰く、
低塩生活をするなら、鰹節を何にでもかければ簡単です。
サラダに市販のドレッシングを
ドボドボじゃなくて、
サラダにまず鰹節を沢山かけ、
良いドレッシングを少しかければ
十分に旨味が感じられるので、
誰もが大満足
自然と低塩生活になります
先生のこのお言葉で、
この秋から食べる鰹節の販売
開始を決めたのであります。
究極の食べる鰹節だから、
豆腐に、ゴーヤチャンプルに、
サラダに、おひたしに、
納豆に、ご飯に、うどんに、
蕎麦に、パスタなどなどに、
ふんだんにトッピングしてお
使いください。
鰹節の旨味が素材の味を引き立てるので、
最小限の調味料(薄い味付け)で
誰しも大満足、おいしく召し上がれます。
いわば減塩生活への必需品であります。
まさに、極上の「食べる鰹節」、「食べる削り節」
![とろける本枯れ節の削り節](../img/2nd/l-image2/l-13372.jpg)
食卓に並んでいるおかずに とろける本枯れの削り節を沢山かけてください。
旨味のある、そして、健康的な食生活になりますから。
お客様の声や 利きだし師の皆さまからのご感想をお聴きください。