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昆布豚大根

(2009年6月5日)

 

出汁の取り方を説明すると一番多く聞かれる事が、だしがら、昆布の利用法です。

 

我家では普段使っている上粉のだしがらはしっかり絞って処分してしまいますが、

昆布は冷蔵庫でストックし、お惣菜を炊く時の”落しぶた”に使います。

 

昆布の落しぶたは特に豚肉との相性がよく、炊飯器を使えば柔らかくて、

美味しい、超カンタンの昆布の煮物ができますので是非お試しください。

昆布豚大根

材料

 

材料
出汁を取った後の昆布  ・・・   150g
豚肩ロース  ・・・   300g
大根  ・・・   1/2本
いんげん  ・・・   1/2袋
生姜  ・・・   適量
日本酒  ・・・   1/2カップ
濃口醤油  ・・・   大さじ4
素焚糖  ・・・   大さじ3・1/2
 ・・・   2.5カップ

作り方

 



豚の切り方
1.

豚肩ロースは3×5×2cm位の食べやすい大きさに切る。





大根の切り方
2.

大根は2cm厚さの輪切りし、皮をむいて四等分に切る。





昆布の切り方
3.

昆布は落としぶた用に一枚を残し、一口大に切る。





生姜と長ねぎの切り方
4.

生姜は薄切、長ねぎは四等分に切る。





フライパンで焼く
5.

フライパンを熱し、豚肉の全面に軽く焼き色をつける。





熱湯をかける
6.

5の豚肉に熱湯をかけて油抜きをする。





炊飯器に入れる
7.

炊飯器に豚肉、大根、一口大に切った昆布、生姜、長ねぎを入れ、水2.5カップ、日本酒、濃口醤油、素焚糖を加えて混ぜ合わせ、昆布の落しぶたをのせる。

 

材料に煮汁がひたひたにかぶるようにしてください。





スイッチを入れる
8.

普通の白米のコースでスイッチを入れ、炊き上がったらそのまま3時間保温する。

 

炊飯器が炊き上がった時点では調理は未完成、豚肉もまだあまり柔らかくはありません。

 

これから3時間、保温の状態の間に大根に味がしみ、豚肉が柔らかくなります。





いんげんを茹でる
9.

いんげんは塩茹でして、半分に切る。





完成
10.

豚肉が充分柔らかくなったらいんげんを加え、昆布豚大根を器に盛る。

 

豚肉の脂のカロリーが気になる方は、荒熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫でしばらく置くと、浮いた脂がすっかり固まり簡単に取り除けます。



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おいしい歳時記

吉田 渉子

弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。

『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。

だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。

 

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