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くずきり
(2008年5月16日)
風薫る五月 草木が日増しに色を深め、そよぐ風に若々しい緑の香りがします。
夏に向かう今が一番気持ちの良い季節ですね。
デザートにも冷たいものが欲しくなってくるのがこの頃。
沖縄産の黒砂糖で黒蜜を作っておくと寒天、ヨーグルト、アイスミルクティー
等にとっても便利です。
今回はちょっとオシャレにくずきりを紹介します、作ってみると以外に簡単!
ぜひ挑戦してみてください。
先日のホームパーティーの最後にくずきりを出したところ、
甘い黒蜜と淡白なくずきりが口の中で冷たくからみ合って
ほろ酔い加減の喉につるりと入り込み "美味しい! 高級料亭に来たみたい♪"と
上戸の男性軍に大好評でしたよ。(笑)
黒蜜 | ||
波照間の純黒糖 | ・・・ | 150g |
白砂糖 | ・・・ | 50g |
水 | ・・・ | 200cc |
くずきり | ||
吉野葛 | ・・・ | 100g |
水 | ・・・ | 230cc |
作り方
1. |
鍋に黒砂糖、上白糖、水(200cc)を入れて中火にかける。
浮いてくるアクを取り除きながら中火で5分ほど煮る。
弱火に落とし、更に10分位煮詰め、よく冷しておく。 |
2. |
ボールに吉野葛と水(230cc)を入れて、よくまぜあわせ、一度漉す。 |
3. |
ステンレスの型に2の生地を2~3㎜厚さに流し入れる。 |
4. |
大き目の鍋にたっぷりの湯を沸かし、
生地の表面が固まったら、そのまま型を湯に浸け、型の中にも湯を入れ、
生地が透き通るまで20~30秒ゆでる。(完全に浸ける) |
5. |
生地が透き通ったら引き上げ、型を水につけ、生地をはがす。 |
6. |
生地を1㎝幅に切る。 |
7. |
くずきりを器に盛り水をはり、別の器に入れた黒蜜を添える。 |
おいしい歳時記
弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。
『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。
だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。
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