大変申し訳ございません

値上げのお知らせです

 

ウクライナ情勢や円安が原因と思われる値上げのニュースが、度々、新聞やテレビで流れておりますが、申し訳ございません、弊店も値上げをお願いせねばならない状況になってしまいました。

 

先ずは送料です。3月に佐川急便さんから値上げの要請を受けました。

燃料費の高騰、ドライバーの労務問題等々、諸事情の説明を受け、値上げを拒否するという選択肢が無いことは、即、理解しました。

とは言え、全国一律送料は維持したかったので、3ヶ月をかけ佐川さんと交渉した次第。すでに7月1日より、弊店が佐川さんに支払う送料は15%の値上げになっております。

また、発送に必要不可欠な段ボールの価格も、一昨年より2回値上げとなり、無視できない水準になってしまいました。

 

そこで、11月1日発送分より、以下の様に送料体系を変更させていただきます

  • 送り先1ヵ所につき\7,560(税込)以上をお買上げの場合は、送料無料(現行:\6,480以上)

  • \7,560未満の場合は、1ヵ所につき全国一律\880の送料をご負担いただきます(現行:\770)

  • ただし、沖縄および離島への発送の場合、\16,200以上のお買上げで送料無料、\16,200未満の場合は実費送料をご負担いただきます(現行と同じ)

  • 長期不在など、お客様のご都合により商品が受け取れず、運送会社より強制的に荷物が弊店まで返送された場合、往復の送料(\880+復路の実費送料+代引の場合は代引手数料)をご負担いただきます(現行:\770+復路の実費送料+代引き手数料)

 

なお、弊社が支払う送料が高くなってしまったので、10月31日発送分を以て、詰め合わせ商品の取り扱いを終了(送料を含めた割安な価格は提示出来なくなりました)させていただきます。

 

次に鰹節製品全般の値上げのお願いです。

本年春より断続的に続いている円安が最大の原因ですが、鰹節の原料となる冷凍カツオの価格が大幅に上昇してしまい、削り節の原料価格が想定より1~2割高の水準になってしまいました。

円安と冷凍カツオの相場の関係を極めて簡単に、説明させていただきます。

鰹節の原魚である冷凍カツオは、日本とタイにおいて、それぞれ相場が立っています。日本市場は円建て、タイ市場はドル建て取引です。

平時は、日本の相場もタイの相場も漁獲高の増減により、同じように変動をするのですが、現状の様に一方的に円安が進むと、日本市場で取引されているカツオが、ドル換算で安くなり、両市場の間に裁定取引が発生し、日本市場の円建ての冷凍カツオ相場は上昇してしまいます。

また、化石製品である包装資材、削り節加工に関わる諸経費(水道光熱費、研磨料、修繕費、運賃、窒素、等々)も相次いで値上げされてしまいました。

このような状況ですので、大変恐縮ではございますが、

仕上節、削節、だしパック、木槌の価格を、
11月1日発送分より、改定
させていただきます。

受注ベースでは、10月27日17:30以降に承ったご注文分からになります。

なお、10月27日17:30までに承ったご注文でも、11月1日以降の発送をご希望の場合、改訂後の価格での販売にりますので、予めご了承ください。

新価格は10月中旬を目処に、ホームページ(各商品販売ページ)にて発表いたします。$1=130円台半ばの為替水準であれば、削節は1~2割の値上げ幅になります。

ただし、仕上節は2018年4月に削節を値上げした際、意図的に、価格を据え置いたので、今回、値上げ幅は削節より大きくなります。

正直な話、低ランクの原料を使えば値上げ幅の縮小も可能です。

しかしながら、品質を落としてまで値上げ幅の縮小する事をお望みのお客様は皆無に近いと考えております。

ですから、鰹節と包材の品質は一切落とすことなく、かつ、弊店の営業が継続できるようなレベルまで最低限の値上げのお願いをさせていただきたく存じます。

今後も、今まで同様、『真っ当な鰹節』を販売することを約束いたします。

相次いで食品の値上げが実施される中、大変申し訳ございませんが、鰹節を取り巻く状況をご賢察いただき、価格改定についてご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦

 

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