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加藤あけみさん
練馬区で1987年から旦那様と加藤農園を営んでいる加藤あけみさんに、伏高の商品をどう活用しているかを伺いました。 ■加藤さんご夫婦について 長崎のだし文化について
ご出身の長崎では、だしは何が基本ですか?
私が育った諫早市は大村湾、有明海、天草灘など様々な海に面しており、煮干し
の産地です。だからだしは煮干しが基本です。 港のある町には、煮干しの匂いがしてい
たし、
子どものおやつやお酒のおつまみも、何もないときには煮干しを出すほどでした。 今、我が家では「焼あご」とよばれる飛び魚を焼いて干したものを使っていますが、これは長崎でも平戸の方で作られる高級だしの原料。地元に帰ると今でも「焼あご」は、お正月にしか使わない高級だしのイメージが残っていますが、えぐみがなくて品のいい味に仕上がります。 今でもだしは煮干しなんですね。
そうなんです。今は肉でも魚でも何でもいただきますが、
4年前まで我が家の食生活はマクロビオティック(=独自の理論を基に玄米菜食を基本とする健康法)が基本でした。
マクロビオティックでは、動物性のものを食べることはすすめていないのですが、
それでもたまに無性に小さい頃に慣れ親しんだ、あの煮干しのおつゆが飲みたくなりました。 人間の舌の記憶ってすごいな~、って思いましたね。 沸いたら取り出すだけの「加藤家のだし」
お忙しいとお聞きしましたが、食事の準備はどうしていますか?
基本的に3食私が作っています。和洋中と何でも作りますが、何はなくてもいつもストックしておくのが、「だし」です。これを我が家では「加藤家のだし」と呼んでいます。 まっとうな食事のためにもだしは大事
加藤さんにとって「食」とは?
大事にしているのは食後感です。「あれ?今日何食べたっけ?」って思い出せないくらい、
すーっとお腹におちていくような食事。つまり、決して食後に気持ち悪くなったりしないようなものを日々食べていたいと思うし、そういう食事を作るよう心がけています。 必要に迫られて、小3で始めた料理
主婦歴30年ですが、料理はお好きですか?
私が小1になったとき、両親が関東に出稼ぎに行ってしまいました。定期的には帰って来ましたが、結局おなかがすいたら自分で作るしかないので、小3くらいから自然とするようになりました。兄が2人いるので、彼らの分も作っていました。当時はコンビニはもちろんスーパーもない時代ですから。 農園に通信販売に不動産業に整体の仕事も!
毎日どのくらいお忙しいのですが?
以前は、自宅の横にある主人の実家の畑を借りて夫婦で農園をしていたので、毎日畑の作物の世話がありました。 夫が新婚当時、腰をいためたことがきっかけで、足指をまわす健康法の技術者の資格を持っています。
さらに去年整体師の資格もとりました。 週に4日は口コミで広がったお客様のところへこの足指と整体を施術しに行っています。
日曜日にはクリスチャンのボランティアにも行ってます。 伏高代表、中野も加藤さんのだしを味見!「うまい!」
加藤さん、お忙しいところありがとうございました! ※取材日時 2013年3月 ※取材・制作 カスタマワイズ |