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沢煮椀
(2025年12月12日)
今年もあとわずかとなりました。
皆様、どんな一年でしたでしょうか。
今年最後はだしパックを使って簡単「沢煮椀」をご紹介です。
沢煮とは「たくさんの」と言う意味があり千切りにした野菜と油脂分を
椀物にするお料理です。
野菜にさっと火を通し食感は
残すのがポイントです。
吸い口として黒胡椒をぱらりとかけます。
由来は猟師が山へ日持ちする塩漬けの豚背脂を持参し山菜などと具沢山の汁にいれ
る。と言われています。
油脂分が入ることでコクを感じられます。
今回は背脂の代わりに厚揚げを加えました。
だしパックがあれば椀物も手軽に作れてありがたいです。
お正月には低温でゆっくり揚げた「揚げ餅」を入れ
お雑煮にするのもとても美味しいのでお勧めです。
材料
(2人分)
作り方
- 1.だしパックはパッケージ通りに出汁を引く。
- 2.野菜は長さ4㎝、繊維に沿った千切り。厚揚げはさっと熱湯をかけ崩れない程度の千切り。
- 3.熱い出汁の入った鍋にごぼうのみを入れ1~2分ほど加熱。
- 4.3の鍋に三つ葉以外の野菜と厚揚げを加え沸騰直前まで加熱。塩、薄口醤油、三つ葉の軸のみ入れる。

塩で味を整え完成。
- 5.お椀に具と汁を注ぐ。三つ葉の葉をふんわりとのせ黒胡椒を振りかけ完成。
<ポイント>
- ごぼうはかたいので他の野菜を加える前に加熱する。
- 野菜の食感を活かすためグツグツ煮立てない。
- お雑煮で食べる時は味付けを少し濃くするとバランスがいいです。
<アレンジ>
- 厚揚げの代わり。油揚げ、豚肉細切り、オリーブオイルなどの脂質。
- 野菜は千切りにできれば冷蔵庫にあるもので。椎茸、榎茸、水菜、豆苗、絹さやえんどうなど。
料理教室ハレとケ主宰 五味幹子です。
日々のごはんは美味しい調味料と身近な食材でシンプルに。
身体が喜ぶ「ケ」の食卓を美味しく楽しく重ねていきませんか。
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