あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
味醂って、焼酎から作る
こんな話をご存じでしたか?
不勉強がバレバレで恥ずかしいのですが
9月初め、キッコーマンさんが主催する
味醂をテーマにしたセミナーで初めて知りました。
もう5~6年前になるのですが
キッコーマンさんの行っている講習会で
鰹節の話をさせていただいたことがあります。
それがご縁で、キッコーマンさんの
プロ向けセミナーに、毎年、ご招待頂くのですから
義理堅い会社さんです。
さて、味醂の製造方法ですが
すごーく簡単に言えば
焼酎に、もち米と米麹を入れて熟成させ
米の糖分を焼酎に溶かして作るのだそうです。
だから甘いわけですが、米から出てくる甘さなので
味醂で味付けをすると、砂糖に比べ
上品で柔らかい甘さになる。
そして
醤油と味醂を合わせて使うと
複雑な旨味、深いコクが生まれる
味醂には、こんな調味効果もあるそうな。
なぜかと言えば、醤油に含まれているアミノ酸と
味醂に含まれている糖分が結合し
メラノイジンという物質が出来上がり
その働きで、旨味やコクが出るとの事
と、ここまで講義を聞いて
味醂と関係ない話で、恐縮ですが
だから、淡口醤油で味つけすると
旨くなるんだ!!!
と、勝手に決めつけたのであります。
淡口醤油は醤油に
甘酒や米麹を加えて作るから
メラノイジンとやらの旨味を出す
物質が、元々、含まれているんじゃないか
と思った訳ですよ。
まあ、調べたわけではないので
真偽の程はわかりませんが・・・
ちょっと前まで
淡口醤油は、単に塩辛いだけ
と思っていた私が、実際に使ってみたら
淡口醤油で味付けすると
やけに料理が旨くなる事を実感し
ここ3ヶ月ばかりなんですが
味付けには淡口、つけ醤油には濃口
こんな我が家の使い分けは
理に適っているかも???
なーんて思いながら、セミナーから帰った次第。
さて、ここからセールストークなってしまい
お恥ずかしい限りですが
もしよろしければ
淡口醤油での味付けをお試し下さい。
お料理が、ほんのり甘く、そして旨くなります。
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