築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話

2019年3月8日 Vol.909築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     ポイント倍増キャンペーン   変わり種の煮干          お手製「ポン酢」を作りませんか
         

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魚河岸のご馳走を味わってください。

来週の月曜日
3月11日まで

 

変わり種の煮干

今年も入荷してます

サンマ節

アジ煮干

サバ煮干は完売です

タイ煮干も完売です

 

お手製「ポン酢」を
作りませんか

材料は・・・

醤油、柑橘果汁、鰹節、昆布だけ

店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

市場が豊洲に移転して
早いもので4ヶ月

実は豊洲市場
開業前に一度行ったっきりで
開業後は行く機会がなかった


で、急に思い立って

2月14日(木)に豊洲に行きました

10時20分。ゆりかもめの
市場前駅に到着。

モノレールから30人近くが
降りるんですよ。

どう考えても全員、一般消費者さん
あるいは観光客

やっぱり市場って人気スポットなんでね。

10時半ちょい前
市場1階の鮮魚仲卸売場へ

一応、警備員が見学客が入らないように
監視してるんだけど、私は
普通に入れてしまった。

あの調子だと、それっぽい
格好をしてたら誰でも入れますよ。


で、仲卸売場では
驚いたことに

すでにシャッターが閉まっている店
片付けやら掃除やらをしている店が
大半なんです。

移転前の築地なら
お昼前の仲卸の光景ですよ。

知り合いのマグロ屋さんに行くと

「 昨日も今日もお客さんが
  少ないから、余計に早いのよ 」

だって。

豊洲の魚屋さん、3月末で
30軒くらい廃業する

なーんて噂も耳にしてますから
築地同様、豊洲も厳しそうです。


話によると、豊洲に移転してから
働く時間帯が数時間前倒しに
なったらしい。

終電で豊洲までやってきて
しばらく休憩した後に
働き始める人も、かなりいるらしい。

朝6時には仕事が終わる
魚屋もあるんですって。

通常シフトで10時前に
店を閉める魚屋さんも多々あるとか。


開業時は

通路には荷物を置いてはダメ

ってルールだったんだけど
今は、有名無実化され

通路には荷物、荷車、ターレが
あふれてる

昔通りの市場の風景が
目の前に広がってました。


何のための豊洲移転???

って話もありますが

やっぱり、あの広大かつ
雑然とした風景

その非日常的な雰囲気が
観光客には魅力的なんですよ。

やっぱり、市場は
コレじゃなきゃ

って、あらためて思った次第。


次に、水産仲卸棟4階
の物販店エリアに行った。

ここには、鰹節、乾物、漬物
野菜等々、魚以外のモノが
売られてます。

この階は、誰でも入れるから
そこそこ観光客が歩いているけど
やっぱり少ない。

11時過ぎだったけど
閉店してる店もチラホラ

知り合いの店に行くと

「 うーん、厳しいね 」と一言

昔の顧客(プロ)は来てくれるけど
新規のお客さんが来ないらしい。


で唯一、お客さんの数が多いのが3階の
飲食店エリア

ただし行列してるのは
寿司屋と海鮮丼屋だけ

牛丼屋にもカレー屋にも喫茶店にも
空席が結構ある

こんな状態です。


市場が移転して以来
いろんな人に、話を聞いてますが

市場が豊洲に移転して
ハッピー

って言う人は

売る側も買う側も皆無であります。



さて、豊洲から築地に戻ると

今度は、築地場外市場
それも、弊店のすぐ近くにホテル
それも大きいモノが建つかも???

こんな情報が飛び込んできた


豊洲にしても築地にしても
予想以上に、変化が激しいですね


あらためて気を引き締め
直した一日でした。



さぁー商売、商売
頑張らなくちゃ

ってな訳で

築地も豊洲も、めまぐるしく
変わり続けそうですが

こちらは、来週の月曜日
3月11日で、きっぱり終了します。

ポイント倍増キャンペーン

この機会にポイントを貯めて
「魚河岸のご馳走」を味わって下さい

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
鰹節削器   千鳥汁椀   竹製摺漆匙
         

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本が世界に誇れる で食卓をかこみませんか

英語で漆器の事を
「japan」と言う事を
ご存じでしたか?

 

竹製摺漆匙

京都の
下出蒔絵司所謹製


食をささえる 安全
安心のスプーンです


下出蒔絵司所とは


下出先生のモチーフであるメダカの目と口をあしらった蒔絵が柄にに施されています

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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