築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話
2016年2月12日 Vol.752築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     ポイント倍増キャンペーン   秋刀魚節          オホーツクの干貝柱
         

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この機会にポイント貯めて、

魚河岸のご馳走を味わってください。

3月7日まで

 

秋刀魚節

サンマは節に限ります

なぜなら・・・

 

オホーツクの干貝柱

ようやく入荷しました

築地のセリ人が目利きした貝柱をお届けします

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

安物買いの銭失い
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
久々に、やっちまった

それも2年間もかかってから
その失敗が判明するとは・・・


話はさかのぼること2年前
東京に雪が降ったじゃないですか。

それも途中で雨になったから
道路は水浸し、いや、氷水浸し。

運動靴で通勤している私
足が冷たいの冷たくないの

換えの靴下はないし
(そこら中のコンビニで売り切れだった)
最低最悪の数時間でした。

そんな事があったので

雪用の靴を買わねば
と思ったのでございます。

1ケ月後、新宿のスポーツクラブの帰り
アウトドア用品屋さんを覗くと
雪用のブーツが2種類、セールになっていた。

片方は1万円ちょい
もう片方は5千円弱。

高い方はアメリカの
アウトドア屋さんのブーツ
そして安い方は日本の
硬派イメージの衣料品屋さんのブーツです。

両方とも頑丈そう

かつてアメリカかぶれだった
私ですから、高い方を買おうかなぁと
思ったのですが・・・

どうせ年に1回くらいしか履かないし
と思って、安い方にした。

それから2年近く、雪は降らずに
ブーツはお蔵入り

で、先月の18日でしたっけ
雪が降ったじゃないですか。

やっとブーツの出番です。

なんかワクワクしちゃって
前日の夜、ブーツを箱から出し準備万端

よせばいいのに娘に見せて
自慢までしてしまった。


さて18日の朝、予想通り
雪が積もっていました。

カミさんにもブーツを見せながら
自信たっぷりに

「じゃー、行って来ます」ですよ。

家から駅まで雪の上を歩いたのですが
(さすが、自動車通勤は諦めた)
実に快適、大満足であります。


で、地下鉄にのり
築地に到着、歩道に出た。


夜明け前から雨になっていたので
歩道は、ところどころに氷水

でも、僕には雪用ブーツという
強い味方がいる

だから、思いっきり氷水を
かき分けながら歩いたんですが・・・


いつの間にやら、足の指先が冷たい

店についてブーツを脱ぐと
案の定、かなり靴下が湿ってる

縫い目から水が入ったんですね
まったくもって最低であります。

その日は、一日中
足が冷たくて冷たくて・・・


で、家に帰って報告すると
娘とカミさん、ゲラゲラ笑いながら

「安物買いの銭失い」って
バカにするんですよ。

まったくもって面目ない
ブーツは再び、お蔵入りであります。


やっぱり、理由あって安いし
理由あって高いんですね。


例の廃棄冷凍カツは
「理由あって安い」の典型

そして、こちらは
「理由あって高い」のであります。


オホーツクの干貝柱 オホーツクの干貝柱
ようやく入荷しました

干貝柱の原料であるホタテ貝

近年、中国やらアメリカに
大量に輸出される中

一昨年の爆弾低気圧で
かなりの被害が発生しました。

で、ホタテ貝相場
昨年は4割も高騰してしまったのです。

お陰で、干貝柱も暴騰であります。

かなり高価な干貝柱なので
正直、仕入れるかどうか
かなり悩んだのですが・・・

必要なお客様が、やはり、いらっしゃるので
清水の舞台から飛び降りる覚悟で
仕入れました。


なお、干貝柱の相場
いまだに上昇傾向であります。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
小林さんの梅干   十割蕎麦   かつお荒節の削り節
         

小林さんの梅干

超低塩、フルーティーの形容詞がふさわしい梅干をお届けします


お客様から寄せられたご感想をご覧ください

 

十割蕎麦

まったりと甘い蕎麦湯が

100%蕎麦粉の証拠

きちんと蕎麦の味のする乾麺作りプロジェクト

 

かつお荒節の削り節

踊らないからダシが出る

ダシを取ることにこだわった料理人のための花かつお

市販の削り節では物足りなくて・・・

もし、こんな事を感じられた事があれば、ぜひ一度、お試しください

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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