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２０２２年５月２７日 Vol.１０７４
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
すいません、価格改定のお知らせです
オホーツクの干貝柱 ￥２，１６０／８０ｇ
現在の在庫（約３０ケ）が売り切れ
新ロットになると１５％程度の値上げになる模様です。
押え木 ￥９９０
現在の在庫（残り３ケ）が売り切れ
新ロットになると￥１，１００になります。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
「ご無沙汰してます 東京の伏高です
今、電話をしてて大丈夫ですか？」
先週の木曜日
長崎の藤原さんに電話をしました。
藤原さんは長崎県漁連の指定買受人
毎年、６月から１２月まで
月に一度、藤原さんにお願いして
出来たてホヤホヤの無添加煮干を
入札で落としていただき
弊店で販売してます。
そんな訳で、毎年、５月には
沖模様を聞くために電話をしてます。
「海の様子はどうですか？」
すると
「いやー、それが・・・
どこから話しましょうか？」
声はさほど暗くないけど
悪い話が続きそうな感じ
「漁はあるんですよ
でも、カエリをすっ飛ばして
７～８㎝位の大きいイワシばかり」
例年、ゴールデンウイーク明けの
長崎では、カエリと呼ばれる
イワシの稚魚が獲れ始め
それが大きくなり
６月には大人の煮干になって
無添加煮干のシーズンインとなります。
ちなみにカエリを煮干にすると
弊店の商品でいえば瀬戸内いりこ
の様になるので、カエリは３～４㎝の
子供のイワシであります。
ところが今年は、カエリが獲れず
連休明け、いきなり
大きいイワシになったんですって。
見てくれも悪いし脂もあるんで
その大きい煮干、ペット用とか
スーパーで売る安い煮干として
取引されてるらしい。
「６月になれば、今のイワシが
産卵してカエリになって
７月、８月には、大きくなって
例年、納めている無添加煮干が
出来てくるとは思いますが・・・
正直な話、どうなるか
さっぱり分かりません」
だって。
一応、６月１７日の金曜日から
無添加煮干のシーズンインを
予定していますが・・・
今年は、いつになく
期待出来ない
これが、現在の沖模様
ここ数年、経験則が通用しない
煮干業界ですから
奇跡的に来月からシーズンインに
なる可能性もゼロではありません。
無添加煮干ファンの皆さま
ぜひぜひ、豊漁をお祈りください。
よろしくお願い申し上げます。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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