今月のレシピは

みょうがの甘酢漬け

味の決め手は

昆布の粉だしです

ダシ取りだけでなく、優れモノの調味料

炒め物、 和え物、揚げ物などに、直接、混ぜてお使いください

純米酒から、昔ながらに造りました

ツンとしないお酢
やっと見つけました

簡単な料理ほど、

その実力がよく分かる

正調、五島の塩の味わい方

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

先週からの続きです。

私の父は昭和３年生まれの９１歳
４年ほど前から老人ホーム暮らし
一昨年からは車椅子生活。

で、３月１８日の夕方５時過ぎ
父が入所している老人ホームから

「 お父さんの意識が混濁して
　バイタルがとれません

　 これから◯◯病院に連れてきます

　 危ないかもかしれません 」

との電話。

慌てて母とカミさんに電話して
病院に急行してもらう

山口県にいる弟にも電話して

「 ヤバいみたいなので
　 来れるようなら、来て頂戴 」

ササッと仕事を片付け

とうとう来るべき日が来た
と思いながら、車で
築地から病院に急行

６時過ぎに病院の救急病棟に
駆けつけると

母もカミさんも娘も
表情が明るい

「 今回も、脱水症状で
　 点滴したら意識も戻りました 」

とカミさんが冷静に説明してくれた。


実は、我が父親、２月の終わりにも
老人ホームで脱水症状になり
点滴を受けたんですが
翌日には、もうケロッしてました。

歳取ると、液体をゴックンする力が
（いわゆる嚥下力）弱まり、水を飲むと
気管に入ってしまう事があり

老人ホームでは、その防止のために
ドロドロした液体を水代わりに
飲ませていたらしいのですが

そのドロドロの液体
すごーく甘いんですって。

で、あまりの不味さに
我が父、ドロドロの液体を
極力飲まないようにしてたので
脱水症状に陥ったんですよ

で、母、カミさん、娘が
代わる代わる老人ホーム行っては
父に水やらお茶やらを
すこーしずつ飲ませていたのですが


３月になると、コロナのせいで
老人ホームは面会禁止

家族が水やお茶を飲ますことができず
１８日に、再び、脱水症状になった

こんな顛末です

まあ、老人ホームには入居者が
沢山いるから、ウチの父親だけ
特別扱いして、水を飲ませてもらう
って訳にはいきません。

そういう意味では
父もコロナの被害者なんですよ。


脱水状態から脱した父は

「 不味い水は飲みたくない 」

と、蚊の鳴くような声だったけど
しゃべる事もできるようになり

家族は入院させて欲しかったけど

残念ながら、老人ホームに
戻されてしまった。

ちなみに、弟に電話をしたら
飛行場にいた

「 今、搭乗するところだから
　 とりあえず東京に向かいます 」

そして弟は夜、母の家に
到着したのであります。

すいません、来週に続きます。

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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。

築地仲卸　伏高
（運営責任者：中野克彦）
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