あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
七月、とあるレストランで鍋物を注文した。
鍋、具材と一緒に、ウエイター君が
「 日本橋の◯◯◯◯の本枯節を
0.01㎜に削りました 」
と言いながら、一升枡に入っている 削節を持ってきた。
「 0.01㎜はウソでしょ 」と思いながらも、
削節を一枚口に入れると・・・こりゃ旨い。
一瞬、削節がトロけたような錯覚に陥ったのです (実際は、トロけたりしないけど)。
正直な話、食べる鰹節は、好みじゃなかった。
と言うのも、弊店の削節はダシ用ですから、 0.05㎜から0.07㎜の厚みで削っています。
だから、口に入れるとゴモゴモするので、 積極的には食べようと思わなかった。
本枯節を自分で削っても、0.01㎜なんて 薄さで削れないから、食べるとゴモゴモですよ。
でも、自称0.01㎜の削節は、 口に入れるとトロける感があったのです。
その瞬間、弊店でも、食べる用鰹節として、 極限まで薄く削った商品を作ろうと 心に決めたのであります。
早速、工場長にお願いして、 試作品を作ってもらった。
彼自身も初体験の薄さに挑戦。
出来上がった削節の厚さを測ると 0.01㎜もあったけど、0.02㎜もあった。
以降、何度が試作したけど、これが限界。
0.01㎜はちょいとオーバーかも?
こうしてトッピン専用本枯節が出来上がったのですが、 実際に販売するか、決めかねていた。
丁度その頃、伊豆に恒例の断食に行ったのですが、
断食宿の先生の一言が背中を押してくれ、 販売を決めた次第。
曰く、
「 低塩生活をするなら、鰹節を
何にでもかければ簡単です
サラダに市販のドレッシングを
ドボドボじゃなくて、
サラダにまず鰹節を沢山かけ、
良いドレッシングを少しかければ
十分に旨味が感じられるので、
誰しも大満足
自然と低塩生活になります 」
食卓に並んでいるおかずに沢山の 鰹節をかけてください。
旨味のある、そして、 健康的な食生活になりますから。
追伸: |
新発売ですから、例によって例のごとく お試し価格にて販売させていただきます
10月29日までにご注文をいただければ 2割引の特別価格にてお買い求めできます
この機会に、ぜひ一度 「とろける本枯節の削節」をお試しあれ。
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