あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
本日より第二十五回「聴だしの会」を
開催させていただきます。
今回の素材は、上粉。
「利きだし師」の皆さまには、
今回も多彩なご感想を寄せていただきました。
この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
先ずは一般的な能書きをお聴きください。
削り節は堅い鰹節を機械で
削って製造するのですが
すべてがヒラヒラに削れる
訳ではありません。
どうしても粉が出来てしまいます。
また、ヒラヒラの削り節は
もろいので、袋詰めの際に
ちょっと手で触ると
ヒラヒラが崩れて、粉になる。
削り節製品の中に、そんな粉が沢山
入っているとお客様は困りますので
極力ふるって製品への粉の混入を
防いでいるのです。
そんな訳で、毎日毎日
ふるった粉が貯まるのですが
捨てるのはもったいない。
粉だからといって
ダシが出ないわけではありません。
逆に、細かいのでダシが
出やすかったりもする。
そして、ご飯の上にかけて
食べるなんて使い道もあるのです。
そこで、粉だけを袋詰めにして
「上粉」という商品にして販売してます。
上粉は弊店で作る削節をふるった
粉ですから、9割近くは鰹節の粉ですが
マグロ節も宗田節もサバ節も
うるめ節も入ってます。
本来、上粉は副産物なのですが
今から30年ほど前
丸元淑生さんという料理研究家さんに
「 上粉で良いダシがとれる
その上、使い勝手も良い 」
と本に書いていただいたことが
きっかけで人気の商品になりまして
副産物だけでは足りない事も
しばしば起こりまして
今では、定期的に、削り節を
わざわざ粉に加工して製品を作っています。
そういう意味では、上粉は普通の削り節より
作るのに手間がかかっている訳です。
今回の聴だしの会では
削り節はヒラヒラであるべき
と思っている方
(上粉を使った事がない方)に
粉の可能性をご体感いただき
レポートをお寄せいただきました。
詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、
まずは、ご感想のさわりをお読みください。
- 味噌と適量の上粉を混ぜて、いつでも味噌汁
になる「味噌玉」をつくりました
- 少量でもうま味が強く、油との相性も良かったので、
洋風料理の隠し味として使ってもよいかも
- 香りと旨味は、削り節より濃い。
- 刻んだ梅干しと卵と上粉と葱のシンプルな
焼き飯も奥ゆかしくてリピート決定です
- 最初から細かくされているのは使い勝手がよく、
だしを取るのも簡単だと思いました。保存もかさばらず便利です
- 出汁をとることのハードルがかなり下がりました
あなた様も「聴だしの会」にご参加いただけませんか?
「利きだし師」の方々のご感想を聴き、
「上粉」を味わいたいと思われたあなた様は、
「聴だしの会」への大切な参加者様です。
ささやかですが
ご参加いただくお礼をさせてください。
5月21日までに「上粉」を
ご注文いただければ
2割引のご参加御礼特別価格
にてお買い求めいただけます。
ただし、5月21日までに ご注文をいただいても
5月28日以降の発送を ご希望の場合は、
通常価格での販売になりますので、 ご了承下さい。
聴だしの会へのご参加、心よりお待ちしています。
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