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２０２５年７月１１日 Vol.１２３５
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
今年の３月、老人ホームで暮らしてる
母が、夜中だか明け方に寝ぼけて
部屋の中を歩いて転んでしまった。
母、足が弱っていて
普段は車椅子で移動しているのですが
自分の部屋の中では歩くので
月に一度は転んで、顔にアザができる。
ただ、３月の転倒は大々的だった
らしく、肩の骨が折れてしまったんです。
翌日、老人ホームの方が
整形外科に連れてってくれて
右肩が固定されちまった。
って事は利き腕の右手で
自分でご飯を食べることができません。
だから、右手が不自由な間
ホームの介護士さんに食べさせていただいく事に。
母の所にはひと月に２回も行けば
上出来と思ってる親不孝者の私ですが
骨折直後、夕食時に母を訪ねた際
さすがに、母に食べさせるのは
倅の仕事と思い、せっせと母の口元に
おかずやらご飯やらを運んだのです。
我ながら、孝行息子
と自画自賛しながら
母に夕食を食べさせていたのですが
所詮、親不孝者、５分もすると
面倒くさくなってきた。
でも、さすがに介護士さんに
バトンタッチは出来ないので
すこーしずつ、母に食べさせる
ペースを上げて、無事、完食
以来、しばらく食事時を避けて
母を訪ねるようになるのだから
親不孝の極みであります。
私の親不孝加減はともかく
自分で食べられない入所者さん二人
を相手に、交互に食事を口に
運んでる介護士さんを見る度に
大変な仕事だと痛感しております。
６月１日に９１歳になった母
最近、認知症の進行が早く
自分の亭主（私の父）が亡くなった
ことを忘れてしまったようです。
この調子だと私のことが
分からなくなるのも時間の問題かも？？？
なーんて、おちゃらけて書いてますが
実際、私の事が分からなくなった時
この親不孝野郎はどんな心境になるのだろうか？
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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