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2016年9月2日 Vol.781築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
テレビのグルメ番組を見ると、よく
「 A5ランクの和牛を使ってます 」
と公言してる飲食店さんが出てきて
さも「旨い店」的に紹介されますが
実は、そんな単純な話じゃないらしい。
3ヶ月前の新聞に
牛肉A5ランクが一番おいしい?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「A」は味には無関係
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんな見出しの記事を発見。
早速、記事を読むと・・・
1.牛肉はC1からA5まで
15段階に格付けされている
2.C1が最低で、A5が最高
3.先頭のアルファベット、A,B,Cは
肉の歩留まりの評価
枝肉から商品の肉になる割合の評価
だから、肉屋さんには大事でも
消費者にとっては、意味がない
(味とは関係ない)
4.二桁目の数字は1から5まであって
霜降りの程度、肉の色艶
締まりときめ細かさ、脂肪の色艶と質
の指標で、見た目だけで判定する
牛肉の脂が好きな人にとっては
霜降りの度合いは、旨さに直結するけど
ほどよい脂が好きだったり
赤身が好きな人だって
いくらでもいますよね。
つまり、牛肉の格付けは
肉の旨さとは無関係らしい。
こんな記事を読んだら
専門家の話を聞きたくなります。
有り難い事に築地には
食材の専門家が沢山いるので
聞いてみた。
「 格付けと旨さは直接は関係ないっす
だいたい黒毛和牛なら、A4かA5に
どうしてもなるんですよ
和牛は人工的に繁殖されるから
遺伝的に同じような質になるって訳
格付けよりも育った環境
この方がよぽど重要ですよね
ウチはA5だからって事だけで
お客さんに勧めないから 」
なるほど、黒毛和牛とかいてあれば
格付けなんて、極端な話
表示しても意味ないらしい。
となると
A5ランクの◯◯牛です
なんて宣伝してる飲食店より
○○牧場で、こんな環境で
こんな飼料を食べさせた牛です
こんな説明をしている
飲食店の方が信用できる気がします。
まあ、見かけた事はないけれど・・・
こちらは格付けもありませんが
間違いなく鰹節削器としては
一級品です。
本職用鰹節削器
ただ今、在庫が18台あります。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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