あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
今日は4月1日
エイプリルフールであります。
せっかくのエイプリルフール
ここは一つ、壮大な嘘八百を書こうと
思ってはみたのですが・・・
やっぱり創作能力が欠如してるんですよ
それに、一応、生真面目だから(???)
洒落たウソなんかつけません。
てな訳で、ごめんなさい
先週に引き続き、値上げの話です。
「 突然なんですけど
6月で廃業することに決めました 」
鰹節削器メーカーの小椋さんから
こんな突然の電話があったのは3月下旬
この話を去年の5月22日
メールに書かせていただきました。
昨年2月に倒れた小椋さん
九死に一生を得たモノの
齢80を超えているからでしょう
ここが潮時とばかりに廃業を決意し
取引先に連絡をしたのが昨年3月。
突然の知らせに、途方に暮れた私ですが
小椋さんと、よくよく話をすると
箱を作る職人を探し出せば
たとえ小椋さんが廃業しても
何とか削器の販売が続けられそうと分かり
職人捜しが始まりました。
その後、小椋さんの体調が回復し
細々と商売を続ける事になりましたが
いかんせんお歳。
いつどうなるか分かりません。
運良く、箱を作る職人さんと巡り会えたので
まずは本職用削器の次回製造分より
カンナ刃と台は小椋さんから
箱は岳南木工商会さんから
供給を受ける事にいたしました。
安い方の削器は、まだ1年分の在庫があるので
来年の製造分より、同様の方法で商品を仕上げて
販売を継続することになる予定です。
今回、改めてカンナ刃、台、箱の
見積もりを取ったのですが
この3年ばかりで削器を取り巻く状況が
ガラッと様変わりしたようです。
もともと、小椋さん、2年ほど前から
折に触れ、値上げの話をしていたのですが
病気したこともあり
価格は据え置かれたままだった。
どうやら小椋さん
削器の価格を維持するために
かなり身を削っていたようです。
てな訳で、新方式で削器を販売するとなると
ごめんなさい
かなりの値上げをせねばなりません。
具体的には新方式の本職用鰹節削器は
¥56,160となります。
本職用鰹節削器、現在、在庫が13台あります。
もし購入をご検討されているのであれば
現状の価格の間にお買い求め下さい。
よろしくお願い申し上げます。
追伸:この話はエイプリルフールのネタではなく
本当の話です。
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