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2018年12月28日 Vol.901築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
先ずは、年末年始の営業のお知らせです。
12月29日(土曜日)--年内営業の最終日
1月 5日(土曜日)--年明けの営業開始
12月29日午後6時までのご注文分は
年明け1月8日(火曜日)の発送
休業中に頂戴したご注文分は
年明け1月10日(木曜日)の発送となります。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
先週の土曜日は冬至でした。
易学の世界では、夏至と冬至に
易をたてる習わしがあるらしい
2年ほど前に易学を習った
「なんちゃって易者」の私
冬至の日、仕事が一段落したところで
来年の夏至まで、どんな心構えで
商売をしていけばいいの???
と念じながら、3ケのサイコロを
振りました。
先週にも書かせて頂きましたが
市場移転で環境がガラッとかわった
弊店、来年が正念場であります。
出てきた卦は
兌為澤(ダイタク)
二爻を見よとのご託宣
って、事は変卦は
澤雷随(たくらいずい)
となる。
兌為澤とは
人々が悦びながらワイワイ楽しんでいる
様子を表しているので、一見
良い卦っぽけれど・・・
文献をよーく読むと
そんな単純な話じゃなさそうです。
澤雷随は、小事には吉だが
大事が凶に陥ってしまう危険性も
はらんでるんですって。
今回のような劇的な環境の変化は
弊店にとって、当然。大事。
そして、その苦境を克服するには
経営者、つまり私が先頭に立って
悦びながら、この状況に
立ち向かわねばなりません。
さすれば、従業員も頑張ってくれる。
これが易経の教えらしい。
だから、グチなんぞ
こぼしている場合じゃー
一切、ございません。
中山鹿之助じゃーないけれど
我に七難八苦を与えたまえ
なーんて叫びながら、気合いを入れて
仕事をするのでしょうか?
(コレが悦びなら、ちょっとMかも???)
従業員一同、頑張ったのにも
かからわず、万一
厳しい状況に陥ったら
変卦の澤雷随
に教えを乞うのであります。
こちらは「随う(したがう)」卦なので
困ったときは、賢人の教えに従い
行動せよ
こんな話だと自分なりに
理解した次第です。
経営者は、困難を前に
ひるむ事無く
リーダーシップを発揮せよ
困った時には、専門家、他人様の
言うことに耳を傾けよ
要するに、こんな卦ですよね。
易経は、ごくごく当たり前の事を
教えてくれると
あらためて実感した次第です。
てな訳で、来年は、新しい環境に 弊店の商売を適応させるべく 楽しみながら
仕事をしよう
と思っております。
@ @ @ @
本年も、私の拙い文章をご辛抱強く
お読みいただきまして
本当にありがとうございました。
毎回の与太話に、今年は55回もおつきあい
いただき、ひたすら感謝しております。
また、沢山のご注文もいただきまして
重ねて御礼申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
良い年をお迎えください。
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築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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