今月のレシピは

干し椎茸と玉ねぎ
のスープ

味の決め手は

どんことだしパック

身の締まった岩手産です

なぜ岩手産かというと・・・

「果物のように甘いトマトジュース」のお話です

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

大相撲９月場所が始まる頃
例年、長崎は平戸で
トビウオ漁が始まる。

漁期は３週間程度
１０月初旬には終了します。


その時期に獲れたトビウオが
「焼あご」の原料になるのであります。


となると、漁模様は気になる
じゃーないですか

そこで、毎年のことですが、
９月中頃すぎ、平戸の製造家に
電話をしたのであります。

すると

「 少ないんですよ
　 昨年、一昨年程じゃないんですが・・・


　 北風が吹かんとですよ
　 南風、西風ばかりで


　 北から神風が吹くのを待ってる
　 こんな状態です」

ちょっと暗めの声が返ってきた。

平戸島と九州本土の間の海域を
平戸瀬戸と呼びますが

そこに、北風が吹けば
北上するトビウオが増え
漁が活発になるのであります。

「 また今年もダメですかぁー 」

とガッカリしてると

「 伏高さんに売る分は、もう
　 作ってありますから、ご安心ください

　 漁が終わって、値段が決まったら
　 連絡しますから・・・ 」


値段はともかく、焼あご、今年も
手に入る

と、一応、ほっとしました。


で、１０月第二週

「 北風、吹きましたか？？？ 」

と平戸に電話をすると

「 ある程度、漁はあったとですが
　 思ったほど程じゃなくて・・・

　 今、回りの動きを見ながら
　 値段を考えてます

　 決まったらファックス入れるとです 」

価格については、ほぼ期待せず
一週間が過ぎた朝、職場につくと
平戸からファックスが届いてました。

なんと、卸価格が２割以上も下がってる
コレ４年前の水準ですよ。

あわてて平戸に電話をすると

　「 漁価から考えれば、もう少し
　　 高く売りたいとですが、相場が
　　 安くなってしまい・・・

　　 こんな事もありますよ 」

と、寂しげな声が返ってきたのです。

どうやら、トビウオではなく
焼あご自体の相場が下がったらしい

大口ユーザーが、焼あごを使う量を
減らしたのかも？？？

実は、焼あごの在庫、まだもう少しあるので
安くなった新物は、手元にはありません。

がしかし、新物が来てから値下げするのも
なんなので、

来週の木曜日、１１月１５日の
午後６時より、焼あごの価格を
以下の通り値下げします。

￥２，１６０／２００ｇ（税込）
　↓　↓　↓　↓　↓
￥１，６２０／２００ｇ（税込）


￥１，１８８／１００ｇ（税込）
　↓　↓　↓　↓　↓
　　￥９１８／１００ｇ（税込）

焼あごご購入をお考えのお客様は
もし時期的に待てるようであれば
来週の木曜午後６時以降に
ご注文ください。

なお、


井寒台　日高昆布、冬島　日高昆布
も同様に、１５日午後６時以降に
値下げとなります。


ついでながら、
船泊利尻昆布は

１５日午後６時以降
値上げとなりますので
利尻昆布ご購入をお考えの方は
お早めにご注文ください。

お手製ポン酢は、オンリーワンの手土産です

柑橘果汁、今年も入荷しています

今シーズンも入荷しています

お手製「ポン酢」を作りませんか

その昔、海苔と言えば、アサクサ海苔の事だった

でも今は・・・ 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
　

築地仲卸　伏高 中野　克彦 nakano@fushitaka.com 「海のだし」のお話は https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方 ＜動画にて公開中＞