築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話

2018年5月25日 Vol.870築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

本メールマガジンは、HTML形式のメールです。内容に画像を含みます。
画像が表示されない方・レイアウトで読みにくい方はこちらをご覧ください。

 

 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     大つぶし   大つぶしのバター風味の甘辛煮          汗をかかないめんつゆの作り方
         

大つぶし

特大肉厚の乾椎茸

まずは、ステーキで召し上がってください

お客様の声をお聴き下さい

 

大つぶしのバター風味の甘辛煮

バターとの相性は抜群です

 

汗をかかない
「めんつゆ」の作り方

火を、一切、使わない

「めんつゆ」の作り方です

本がえしをご利用ください

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

「 絶メシ 」

ってご存じですか?

偉そうに書き出しましたが
私も、先月のテレビ番組で
初めて知りました。

絶やすには惜しすぎる絶品グルメ

これが絶メシであります。


個人経営の飲食店で、安くて旨い
お料理を出しているので、地元に人に
愛されている

でも、店主の高齢化、跡継ぎ問題
店舗の老朽化、そして、地域の再開発
などに起因して絶滅の危機に瀕している

こんなお店のイメージです。

と聞けば

「 あるある 」

と頷かれる方も多いと思います。


そんな店を絶滅の危機から守るため
なんと、群馬県は高崎市が
地元の絶メシを発掘しては、市民に向け
情報発信をしてるんですって。

プロのフードライター複数名を
候補店に派遣して、その価値を評価し
絶メシと認定した上で、紹介記事を作って
ホームページで発信する

相当に力が入ってますでしょ

結果、絶メシ店に弟子入りする人
が出現したりと、好循環が生まれてる
らしい

行政って、「 街の活性化 」なーんて
名目で補助金を配っては、失敗ばかり

こんな印象を持っていた私ですが
高崎市の施策は、実にあっぱれ

行政を見直したのであります。

ちなみに、こちらが、
「絶メシリスト」であります。

お店の紹介記事を読むと
思わず行きたくなってしまう

プロのライターの力量は
やはり凄い

絶メシならぬ
絶滅の危機に瀕している食材
を販売している私としては

自分の書いた商品紹介文は
イマイチと思い知らされ
お恥ずかしったらありゃしない

だから、売れ行きもイマイチ
なんでしょう、と反省してます


さて、絶メシ、私の回りにも
数々ある訳ですが

東京の絶メシ、来年は
もう一歩、絶滅に近づきそう。

特に、安くて旨い魚介類を
提供しているお店は
ほんと危ない

と信じております。

なぜって
市場が豊洲に移転するから

この話、長くなるので、また
別の機会に書かせていただきます。

絶メシ、食べてみたくなった方も
多々いらっしゃるとは思いますが

絶滅の危機に瀕している食材
こちらもよろしくお願い申し上げます。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
本職用鰹節削器   だしとり鍋   八角摺漆箸
         

本職用鰹節削器

ただ今、在庫が16台あります

本職用の鋼を使ったカンナ刃だから、

半分の力でシャカシャカ削れます

 

だしとり鍋

これさえあれば、ダシ取りが楽になる

 

八角摺漆箸

京都の
下出蒔絵司所謹製


食をささえる
安全・安心のお箸です


下出蒔絵司所とは


下出先生のモチーフであるメダカの目と口をあしらった螺鈿が箸頭に施されています

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

このメールは、配信をご承諾いただいたお客様にお届けしている
 限定配信メールでございます。

メール配信停止やアドレスの変更はこちらのページより出来ます。
https://www.fushitaka.com/p/newsletter/unsubscribe/