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2018年2月9日 Vol.856築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
突然ですが、私、今年、数えで
60歳、前厄であります。
そんな年の10月に
市場が豊洲に移転するんです。
厄年に、伏高が創業以来の
危機を迎えるなんて
うーん、勘弁してほしかった。
といっても逃げられない。
そんな時には、まずは神頼み
1月1日は地元の神社で
昇殿して、厄払いをしてもらった。
実は、半分酔ってたので
神様が呆れて、中途半端に
厄を払ったんじゃないかと
ちょいと後悔。
さて、1月5日の仕事始め
まずは店に向かった。
さすがに店頭は、てんやわんや
下手に手伝うと、迷惑をかけるので
(作業、遅くて下手なんです)
後ろ方で店の者の仕事を見守るだけ。
初日だけは、毎年、忙しいのですが
来年はどうなるのだろうか???
なーんて思いながら、仕事場に移動。
で、自分の仕事を始める前に
握りしめたるサイコロ3つ
「 市場移転がある今年
どんな心構えで商売をするべきか? 」
中国4千年の歴史が育んだ易経に
教えを請おうと易をたてたのであります。
出てきた卦は
水天需(すいてんじゅ)
三爻を見よとのご託宣
って事は、変卦は
水沢節(すいたくせつ)
であります。
これを私なりに解釈すると、
市場移転という難事に際し
焦って行動すると災いを招く。
ここは時間をかけて慎重に準備せよ。
移転の前後、問題は続出するだろうが、
一つ一つ丁寧に対応することで道は開ける。
至極当たり前と言えば当たり前の話
かもしれませんが
コレが易経の有り難いメッセージ。
前途多難ではありましょうが、
真摯に商売をすれば何とかなりそうです。
市場移転後の激変に耐えるべく、
弊店が努力をすることはもちろんですが、
お客様に応援をしていただければ百人力。
ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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