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2017年10月27日 Vol.841築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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本がえし
お蕎麦屋さんのあの味をご家庭で
江戸前料理の味の基本です
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
今朝は与太話は無し
業務連絡というか、ごめんなさい
値上げのお知らせです。
今月になって「姫ひじき」の
売れ行きが、なぜが良くって
急に在庫が減ったので
慌ててファックスで発注したら・・・
串本から電話がかかってきた。
「 去年より3割以上値段が
上がっているのですが
買いますか??? 」
ですって。
まったくもってヒジキの情報に
疎くてお恥ずかしのですが
青天の霹靂だった。
製造家さんの話によると
三重県のヒジキ、今年は
歴史的な不漁だったそうな
伊勢ヒジキってブランドがあるほどの
大産地ですよ。
ヒジキがないと製造家は仕事になりません。
そこで、伊勢の製造家が和歌山の
ヒジキを大量に買ったらしい。
で、和歌山ヒジキの原藻の値段が
前年比の2倍以上にまで
暴騰したのであります。
唐突な値上げの知らせに、一瞬
今年は、ヒジキの販売を諦めようか
との考えが、ちらっと頭に浮かびまして
「 ちょっと考えさてください 」
といって電話を切った。
で、どうしようかなぁと
考えていたら、あれよあれよと
売れてしまいました。
在庫がある内に
値上げのお知らせができず
大変申し訳ございませんでした。
さて、ヒジキの販売をどうするか?
って、話ですが・・・
弊店が販売休止するのは簡単ですが
製造家さん、高いヒジキの在庫を抱えてます。
実は、姫ひじき
漁師さんの奥様達が集まって
作っているのですよ。
今年は、この苦境を乗り越えるため
無給で働いてるんですって。
そんな状況だから、高い在庫が
売れないと、それこそ
廃業してしまうかも???
そんな心配も現実味を帯びてきたので
弊店でも仕入を続ける事にしました。
今シーズンのヒジキは先週
入荷しましたので、販売を再開します。
姫ひじき ¥1,404/60g(税込)
申し訳ございません、価格は 3割高くなってしましました。
それにしても、海産物は
高くなるモノばかり・・・
カツオもイカもサンマも
とにもかくにも不漁、不漁、不漁
でございます。
かつお節の値上げだけは
なんとか回避をしようと
アレコレ画策をしておりますが・・・
どうなる事やら???
来週は、新昆布の状況報告を
させていただく予定です。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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