築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話

2017年7月14日 Vol.826築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     無添加煮干   八角摺漆箸          千鳥汁椀
         

無添加煮干

6月25日に製造したと思われる煮干です

残りはたったの77ケ

 

無添加煮干は、なぜ出来たてホヤホヤじゃなきゃダメなの??

 

八角摺漆箸

京都の
下出蒔絵司所謹製


食をささえる
安全・安心のお箸です


下出蒔絵司所とは

 

千鳥汁椀(黒・朱)

みそ汁が美味しくなる越前塗のお椀です。

 

英語で漆器の事を
「japan」と言う事を
ご存じでしたか?

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

越前塗りの千鳥汁椀です。

お椀の縁が外に反っているのが千鳥型。
その縁に口をつけると、千鳥の形に唇が
自然にフィットするのでしょうね。
その感触が、すごーく心地良いのです。

一昨年(2015年)のお正月、
テレビ番組でイギリス人女性の
漆職人が

「 世界的に評価が高い日本の
 漆器を、 高いからとか、扱いが
 難しいなんて  理由で、
 なんで日本人が
 使わなくなったの!」

と嘆いている姿を見て、
弊店で漆器を取り扱うべし
と思い立ちました。

なぜって・・・

面倒くさいからとか、
高いからなんて理由で、
日本人が使わなくなった鰹節と
同じ状況だからです。

 

乱筋飯椀(みだれすじめしわん)

千鳥汁椀に比べると、直径が1㎝大き、
高さは1センチ低い

2015年6月には越前塗の汁椀を、そして2016年10月より、同じく越前塗の飯椀の取り扱いを開始した次第です。

以来、我が家の食卓には漆器の汁椀と飯椀が並んでいるのですが、次はどうしたって、漆器のお箸で食事をしたくなります。

そこで越前塗の問屋さんに数種類、お箸の提案をしていただいたのですが・・・残念ながらしっくりこない。

 

下出蒔絵司所(しもでまきえししょ)

伝統工芸士、漆芸家そして博士号を持つ大学教授である 下出祐太郎氏が主宰する工房。蒔絵を中心とした制作や修理修復を活動の柱としています。

今年(2017年)1月、友人と一杯飲みながら、「コレは、って言う漆の箸がないんだよね」と話したら、「中野さん、京都の下出先生を紹介しますよ。下出先生は、伊勢神宮式年遷宮の蒔絵を作った方です」と教えてくれた。

「あのー、私が売りたいお箸は普段使いのお箸。蒔絵が施してあるような芸術品じゃーないんですけどー・・・」と反射的に答えてしまった。

すると、「下出先生は、ご自分で漆を塗ることまでされてるし、お弟子さんが沢山いらっしゃるから、工房で普段使いの器も作っているはず。

とにかく一度京都に行って相談した方がいいですよ」。ほんと持つべきモノは友であります。

てな訳で、3月、京都市下京区の下出蒔絵司所
(下出先生の工房)を訪ねました。

話はもう少し長くなるので、
よろしければ、こちらをご覧ください。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
乱筋飯椀   干出だけで育てたアサクサ海苔   小林さんの梅干
         

乱筋飯椀(黒・朱)

ご飯が美味しくなる越前塗のお椀です。

漆器に盛ると、 白いご飯がまばゆく輝く

漆器を使うだけで
リッチな気分になる

 

干出だけで育てたアサクサ海苔

幻のアサクサ海苔、ようやく手に入りました

アサクサ海苔

vs.

スサビ海苔

 

小林さんの梅干

超低塩、フルーティーの形容詞がふさわしい梅干をお届けします


お客様から寄せられたご感想をご覧ください

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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