あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
「 ご無沙汰しています
東京の伏高です
今、どんな感じですか? 」
先週の火曜日、長崎の藤原さんに
長崎の沖模様を聞くため
電話しました。
藤原さんは、長崎県漁連の指定買受人
毎年、6月から12月まで、月に一度
藤原さんにお願いして、出来たてホヤホヤ
の無添加煮干を入札で落として頂き
弊店で販売してます。
第一声は
「 お陰様で、今年は豊漁です 」
数年ぶりの豊漁発言が飛び出した。
「 連休明けにカエリが獲れだして
久々に例年通りの感じです
もっとも今は、カエリが途切れて
7~8㎝の脂のイワシになってますが・・・ 」
長崎のカタクチイワシ漁は例年
年明けには、脂のイワシばかりになり
弊店で販売するような煮干は出来上がりません。
(姿売りの煮干ではなく、削節用の煮干になる)
例年5月になると、カエリと呼ばれる
イワシの幼魚(2~3㎝程度)が獲れだして
姿売り用煮干のシーズンが始まります。
ところが、ここ数年、海の様子がヘンでして
カエリが出てくるのが5月下旬
2週間以上も遅れていたのですよ。
それが、今年は連休明けすぐに
カエリが獲れだしたのですから
藤原さんも明るい声でした。
「 今の魚は脂ですから、御社向けではないですが
6月には暑くなって、水温が上がります
脂も抜けて、伏高さん向き煮干になります 」
何とも心強いお言葉をいただきました。
「 元々16日を予定してたのですが
ウチの都合もあって、23日の販売に
しようと思ってるんですが、どうですか? 」
と、相談すると
「 10日が満月になるので
14日あたりまで休漁になります
となると10日の入札の次は
17日の入札まで、煮干が出てこないので
23日の方が、やり易いですね 」
イワシ漁は集魚灯で魚を集めて行うので
満月の前後数日間は漁を休みます
コレを月夜間(つきよま)と言います。
だから6月5日の週の入札で
良品がないと16日の販売はできません。
だから、23日の方が、より確実
とのアドバイスでした。
てな訳で、次回の無添加煮干は
6月23日の販売を目指します。
今のところ、長崎の沖模様は順調です。
でも、自然が相手なので
何が起きるかわかりません。
無添加煮干ファンのお客様
私と一緒に豊漁を祈って下さいませ。
よろしくお願い申し上げます。
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