築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話

2017年4月14日 Vol.813築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 大変お待たせしましたが

 干出だけで育てたアサクサ海苔

 新海苔が入荷しています

 

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     柑橘果汁   乾舞茸          舞茸のリゾピラフ
         

柑橘果汁

そろそろ販売終了です


お手製「ポン酢」を作りませんか

次の鍋シーズンに向けて、今が仕込み時

半年寝かすと
旨いのなんの

 

乾舞茸

抜群の食感と香りが楽しめます

マイタケも乾燥させると旨くなる

 

舞茸のリゾピラフ

リゾピラフとは・・・
ピラフ風に作るリゾットです

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

「 すいません、コレ、 フリクション
  ボールペンで書いてあるので
  書き直していただけませんか? 」

銀行で、口座に入金しようと
窓口に小切手と入金票を出したら
こんな事を言われ、記入済みの入金票と
新しい入金票が目の前に

フリクションボールペンって何???

って顔をしてたんでしょうね

銀行のおねえさん

「 書いた文字をこすると
  消えるポールペンです 」

と、説明してくれました。


言われてみると
そんなボールペンがあると
聞いたことがある。

でも、まさかウチの事務所に
そんな新式のボールペン
あるが訳ない!!!


と思ったのですが、事務所に戻り
自分の机の上を見て、さっき使った
ボールペンをよーく見ると

小さい字で

「 軸後部のラバーでこすると字が消えます

  このボールペンは証明書、宛名書き
  には使用できません 」

と書いてある。


試しに、字を書いてラバーでこすると
キレイに消える

なるほど、これじゃー
銀行では受け付けてくれないですよね。


実は、入金票を書いた時
ボールペンで書いた字の色が薄い
ので、ヘンだとは思ったのですが・・・

後悔先に立たず


実は私、字を書くのが
大嫌いなんですよ。

だから、銀行の窓口で
新しい用紙に、最初から書き直す
なんて災難としか思えない。


提出した入金票のお名前欄には

株式会社 伏高
代表取締役 中野 英二郎

って、ゴム印が押してある。
(これは、そのままでも大丈夫)

この長いの文字を書き直すなんて
最低最悪、まっぴらご免であります。


「 書き直すのではなく、上から書くとか
  二本線を書いて訂正するってのは
  どうでしょうか? 」

と、名前書き直しの回避を目指すも
銀行は、融通が利きません。

でも、

「 (株)伏高って書くだけでOKです 」

と言われ、渋々、書き直した次第。


まあ、人によっては便利に使える
フリクションボールペンなんでしょうが
滅多に字を書かない私としては
無用の長物

同じ厄災が降りかかってきたら
たまったもんじゃーござんせん

君子危うきに近寄らず

即刻、引き出しの奥底へ

捨てないところが
我ながらセコいであります。

それにしても、なんで
字を書く事が、こんなに嫌いに
なったんだろう???

と、一応、反省

自分で書いた字が読めない超悪筆の私
学生の頃からワープロに頼って生きてきた。

だから、自分の手で字を書くのが
億劫で億劫で・・・


こんなものぐさの私ですが
なぜか料理は、自ら進んでいたします。


「かえし」と「ポン酢」を作るのは
我が家では、私の仕事

1月に、次の鍋シーズンに向け
ポン酢は一度仕込んであります

そして、ゴールデンウイーク明け
もし、柑橘果汁が売れ残ってたら
もう一度、私の出番

残りを買って、またポン酢を仕込む

半年寝かせると、ほんと
驚くほど、まろやかになるのですよ。

なんか、作為的に、売れ残るよう
ちょっと多めに柑橘果汁仕入れちゃったりして・・・


てな訳で、ちょっと強引な展開で
お恥ずかしいのですが

そろそろ柑橘果汁の販売は
終了になります。

次の鍋シーズンに向けて
「お手製ポン酢」を仕込む時期です。

待てば海路の日和あり


半年寝かせて、旨いポン酢を
楽しんでくださいませ。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
だから羅臼昆布は味が濃いのです   松前産するめ   するめいかとにんじんのご飯
         

だから羅臼昆布は味が濃いのです

知床半島では、木が生い茂っている山から海岸線まで20メートル足らずでした

 

松前産するめ

噛めば噛むほど甘くなる

あの昔懐かしい味を楽しんで下さい

 

スルメはオーブントースターを使うと、手軽に、ほどよく炙れます

 

するめいか
と人参のご飯

 

だしパックで作る
炊き込みご飯です

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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