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2017年4月7日 Vol.812築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
来週の月曜日、4月10日の朝
お時間があったら、NHKテレビを見てください
「おはよう日本」で7:48amあたりから5分ほど
弊店の店頭から生中継です
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
ただ今、求人中であります。
正確に言えば、近々、弊店の
削節製造スタッフに欠員がでるので
ただ今、募集中なのです。
2年ほど前から、世間は人手不足
そんな中
1箱20Kgもある
鰹節の箱を60ケも担ぐ仕事が
1ヶ月に1回はある力仕事
その上、休日は築地市場の休みだけ
つまり、変則的な週休2日制
お世辞にも労働条件が良いとはいえず
予想通り、苦戦中であります。
先々週、ハローワークに
求人の申し込みに行って来ました。
窓口に行くと、担当の方は
そうですね、年の頃なら60代半ば
話し始めると、やけにフランクなんです
公務員も、定年間近になると
普通の人っぽくなるのかも
なーんて思って話してた。
「 息子さんとか、いないんですか?
いるんだったら家業を手伝えって
言えばいいのに 」
こんな感じ。
人手不足の昨今だから
真っ当なアドバイスであります。
「 倅は一人いるんですけど
お気楽サラリーマンだから、とても
ウチの商売、やりそうもないんですよ 」
なーんて答えたら
「 東芝だってダメになるかもの世の中
サラリーマンがお気楽で安泰なんて
事ないですよ 」
と、まあ居酒屋の会話のようになってきた。
「 そーですね、安泰なのは
皆さんのような公務員さんだけですね
ところで、職安の職員さんは
国家公務員ですか、それとも地方公務員? 」
って聞いたら・・・
「 我々は、どっちでもないんですよ 」
と聞いたとたんに気がついた。
担当の男性、契約職員として
職安に雇われている
非正規労働者さんに違いない。
(新聞で読んだのを思い出した)
だから、元々は民間人
そりゃー、まったく公務員ぽっくない
フランクな応対だったのです。
よくよく辺りを見回すと
非正規労働者っぽいオジ様が
あと数名、机に座ってます。
もっとも公務員っぽい顔つきの
職員さんの方が多いみたいだから
私は、ラッキーだったかも。
働き方改革
なーんて、政府は高らかに
宣言しているけど
ハローワークの窓口に
有期雇用の非正規労働者なんて
シャレにならないですよね
一体どうなってるの???
もしかして、人手不足の世の中
若者には民間で働いていただこうと
役所が遠慮して、わざわざオジ様の
非正規労働者に頼ってるのかも???
そんな事、有るハズないですよね。
やっぱり、この国は不思議です。
さて、ここからはダメ元の
お知らせです。
弊店の製造部門で働いてみたい
こんな奇特な方がいらっしゃるなら
ぜひ、こちらからご応募ください。
重いモノ運んだりの重労働もあれば
袋詰めなんかの軽作業もあります。
製造部門は3人しかいないので
色んな仕事をこなしていただく必要が
ありますが
逆に言えば、製造ラインで
朝から晩まで同じ仕事をする
なーんて感じではありません。
お給料もさして高くないし
休みは少ないし・・・
良いところは、残業がほぼ無い事です。
それと、日中は
鰹節の芳香に囲まれて仕事できます。
ご興味ある方、ご検討の程
よろしくお願い申し上げます。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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