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2017年2月24日 Vol.806築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
堀井 中野克彦さん。1959年、東京・
築地にある鰹節の仲卸店「伏高」
の3代目として生まれました。
これは、昨年11月26日に私が出た
ラジオ番組、「久米宏 ラジオなんですけど」
の台本の冒頭です。
台本には、その後、私の紹介文が続き
それを堀井さん(女子アナ)が読み
そして、久米さんにバトンタッチされ
私へのインタビューが始まる
台本には、久米さんが聞きそうな質問が
ずらずら26項目も並んでまして
最後は
今日のゲストは、つきじにある鰹節の
仲卸店「伏高」の3代目
中野克彦さんでした。
この文章を、女子アナが読み
私が出たコーナーは終了
こんな段取りです。
出番の30分前にTBSに行くと
放送作家さんから
「 久米さん、どうせ台本なんて無視して
話し始めるから、参考程度に
目を通してください 」
との説明付きで、この台本を渡された。
私、ミーハーですのでテレビやラジオの
出演依頼は、基本、お請けしています。
でも、ラジオ局からの生放送は
生まれて初めて
その上、インタビューアーが久米さん
ですから、どう料理されるのか
興味津々でした。
確か11月18日だったと思いますが
TBSのスタッフ2人が築地まで
やってきた、事前打ち合わせですよ。
久米さんのインタビューのネタを探りに
2時間近く、事情聴取を受けました。
作為的ではありますが
鰹節の話から、家族の話まで
いろんな話題を振っておいた。
で、私の関心事は
久米さん、どの話に食いつくか
であります。
放送当日、午後2時からが私の出番
予想通り、久米さん
台本とは、まったく違う話から
始まりました。
久米さんの繰り出す質問に私が答えながら
番組は進行するのですが
話はあちこちに飛びまくり。
素人の私にしたら
話の展開に追いついて答えるのがやっと
でも、さすがは久米宏
話の拡散を適度におさえ
きちんと本筋に戻るのです。
きっと、久米さんの頭の中に
台本があるんでしょうね。
さすがプロであります。
終わってみると、久米さんの関心事は
鰹節の事というより、私の爺さんの話
だったようで、それはそれで嬉しいような
ガッカリしたような・・・
鰹節は素晴らしいなインスタント食品です
とか
鰹節と化学調味料を比べて
高いだの、面倒だのと言うのは
カニとカニ蒲鉾を比べて
高いだの、面倒だのと言うのと同じ
だからフェアな比較じゃない
こんな話を振ってくれると
少しは鰹節の啓蒙につながると
期待してたのですが・・・
思う通りにはなりませんね。
結局、台本通りに進んだのは
最初と最後の女子アナさんのセリフ
だけでした。
久米さんと私の会話を聞いてみたい
なーんて奇特な方がいらしたら
お時間がある時にコチラを聞いてください。
放送開始から1時間後が出番です。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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