あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
スポーツクラブに行こうと
職場を出て、歩き始めたら
トラブルらしき3人を前方に発見
後ろ姿の二人は老夫婦っぽい
旦那らしき人は道路に横たわっている
顔が見えるのは、50歳台の男性
それと、自転車が一台
何らかの理由でお爺ちゃんが転倒した
多分、そんな状況であります。
50歳の男性がお爺ちゃんを
起こそうと手を貸してます。
お爺ちゃん、立ったかに
見えたけど、再び、転倒。
こんな光景を見ながら
歩みを進める
男性がお爺ちゃんを自転車で
引っかけて転ばせた???
なんて頭に浮かんだけど
その割に、男性は冷静に見える。
近づくと、2度目の転倒で
お爺ちゃん、顔に擦り傷を負ったらしい。
どう見ても、老夫婦は
オーバー80歳
そのまま素通りってーのも
薄情ですから、何か手伝おうと
様子を見ていると・・・
お婆さんが
「 あんた、大丈夫???
無理するから、いけないんだよ!!! 」
とお爺さんに、そして、男性には
「 すいません、ご面倒かけて 」
と声をかけていた。
どうやら、男性は加害者ではなく
通りすがりに行き会った
転倒しているお爺さんを
助けようとしている親切な人だった。
男性が
「救急車を呼びますか?」
と聞くと、お爺さん
「 大丈夫、近所だから
何とか歩いて帰れます 」
親切な男性、再び、お爺さんを起こした。
なんとか立てたお爺さんの身体を支えながら
「 近所なら、私が連れてきますよ 」
と声をかける。
こうなると、次は私の出番であります
「 どなたの自転車ですか? 」
と聞くと、お婆さんが
「 ウチの自転車です 」
見ると道には買い物袋が
転がっていた。
「 自転車と荷物を運びますから 」
と申し出て、老夫婦の家に向かう。
道すがら、お婆さんに事情を聞くと
盗まれた自転車が発見されたんで
散歩がてら、夫婦で取りに行ったんだそうな。
帰り道、買い物をして
自転車のカゴに荷物を入れて
お爺さんが自転車を押しながら
歩いてご自宅まで帰る途中
バランス崩して、転倒したんですって
「 まったく、頑固なんだから
人の言うことなんて、聞きやしない
足が弱ってるでしょ
もう自転車なんて要らないのにねぇー
無理するから、ああなるんですよ
ご面倒をかけて、すいません 」
と、どっかで聞いたような
セリフをお婆さんから聞いたのであります。
お爺さんは85歳で
お婆さんは81歳だそうな。
なんか、自分の両親を見ているようで
他人事ではありません。
こんな時こそ、お年寄りの役に立たねば
なーんて、気になりまして
というか
両親が同じような状況に陥ったら
周りにいる他人様に、どうか親切にして
いただけますように
と、ある意味、利己的な心境に
陥ったのでありますが
老夫婦を家まで送ったのであります。
足腰、そして頭も元気で
歳を取りたい
と、つくづく思った午後でした。
でも、言うは易し、行うは難し
なんですよねぇー、コレが
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