築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話

2017年2月17日 Vol.805築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     ポイント倍増キャンペーン   本職用鰹節削器          鰹節の削り方
         

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本職用鰹節削器

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半分の力でシャカシャカ削れます

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伏高流 鰹節の削り方

 

こんな動画を制作しました

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

スポーツクラブに行こうと
職場を出て、歩き始めたら
トラブルらしき3人を前方に発見

後ろ姿の二人は老夫婦っぽい
旦那らしき人は道路に横たわっている

顔が見えるのは、50歳台の男性
それと、自転車が一台

何らかの理由でお爺ちゃんが転倒した
多分、そんな状況であります。

50歳の男性がお爺ちゃんを
起こそうと手を貸してます。

お爺ちゃん、立ったかに
見えたけど、再び、転倒。

こんな光景を見ながら
歩みを進める

男性がお爺ちゃんを自転車で
引っかけて転ばせた???

なんて頭に浮かんだけど
その割に、男性は冷静に見える。

近づくと、2度目の転倒で
お爺ちゃん、顔に擦り傷を負ったらしい。

どう見ても、老夫婦は オーバー80歳
そのまま素通りってーのも
薄情ですから、何か手伝おうと
様子を見ていると・・・


お婆さんが

「 あんた、大丈夫???
  無理するから、いけないんだよ!!! 」

とお爺さんに、そして、男性には

「 すいません、ご面倒かけて 」

と声をかけていた。


どうやら、男性は加害者ではなく
通りすがりに行き会った
転倒しているお爺さんを
助けようとしている親切な人だった。

男性が

「救急車を呼びますか?」

と聞くと、お爺さん

「 大丈夫、近所だから
  何とか歩いて帰れます 」


親切な男性、再び、お爺さんを起こした。

なんとか立てたお爺さんの身体を支えながら

「 近所なら、私が連れてきますよ 」

と声をかける。

こうなると、次は私の出番であります

「 どなたの自転車ですか? 」

と聞くと、お婆さんが

「 ウチの自転車です 」

見ると道には買い物袋が
転がっていた。

「 自転車と荷物を運びますから 」

と申し出て、老夫婦の家に向かう。

道すがら、お婆さんに事情を聞くと

盗まれた自転車が発見されたんで
散歩がてら、夫婦で取りに行ったんだそうな。

帰り道、買い物をして
自転車のカゴに荷物を入れて
お爺さんが自転車を押しながら
歩いてご自宅まで帰る途中
バランス崩して、転倒したんですって


「 まったく、頑固なんだから
  人の言うことなんて、聞きやしない

  足が弱ってるでしょ

  もう自転車なんて要らないのにねぇー

  無理するから、ああなるんですよ
  ご面倒をかけて、すいません 」

と、どっかで聞いたような
セリフをお婆さんから聞いたのであります。

お爺さんは85歳で
お婆さんは81歳だそうな。

なんか、自分の両親を見ているようで
他人事ではありません。

こんな時こそ、お年寄りの役に立たねば

なーんて、気になりまして

というか

両親が同じような状況に陥ったら
周りにいる他人様に、どうか親切にして
いただけますように

と、ある意味、利己的な心境に
陥ったのでありますが

老夫婦を家まで送ったのであります。

足腰、そして頭も元気で
歳を取りたい

と、つくづく思った午後でした。

でも、言うは易し、行うは難し

なんですよねぇー、コレが

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
鰹節削器   薩摩型本節本節   水産庁長官賞の荒節の削り節
         

鰹節削器

ご家庭用の鰹節削器としては最高水準

サンデー毎日のコラム『一生逸品』で取り上げていただきました

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枕崎に古来より伝承されている技法「薩摩切」で仕上げました

 

「薩摩型」は鮮度の良い鰹を加工している証です

 

水産庁長官賞
の荒節の削り節

 

ダシもしっかり
その上、ゆらゆら
踊る削り節です

残りはたったの18袋

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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