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2016年6月3日 Vol.768築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
6月であります。
例年、長崎では5月より
イワシの幼魚が獲れ始め
カエリ煮干が出来上がります。
カエリとは弊店で販売している
瀬戸内いりこサイズの子供の煮干
6月になるとイワシが大きくなり
大人の煮干が出来上がってくる
という事で、6月から弊店的には
無添加煮干のシーズンインであります。
で早速、長崎の藤原さんに電話で
沖模様を聞いてみた。
藤原さんは長崎県漁連指定買受人でして
漁協主催の入札会で煮干を仕入れ
全国に向けて卸している方。
弊店では、藤原さんにお願いして
毎年6月から12月まで
月に一度、できたてホヤホヤの無添加煮干を
落札していただき、販売しております。
「 今年は順調で、もう5㎝くらいの煮干
が出来上がってきてます
ただ、まだ品質的にイマイチ
見た目が美しくないんですよね 」
との事。
ここ数年、長崎の海の様子がヘンでして
イワシ漁が不振で、藤原さんの声も
元気がないことが多かったのですが
今年は幸先が良い感じ
藤原さん、元気な声で
「 来週辺りから伏高さんに向く煮干が
出てきたら、積極的に札をいれます 」
と心強いお言葉を頂いたのであります。
てな訳で、今シーズンの無添加煮干
第一回目の販売は6月17日を予定してます。
もっとも漁次第なのですが・・・
今シーズンの豊漁を私と一緒に
祈っていただければ幸いです。
乞うご期待であります。
無添加煮干は、これからがシーズンですが
天然醸造味噌(二年熟成)
と
岩手天然若布
こちらの2点は
輸送時に品質劣化の可能性があるので
7月上旬でから9月末まで
3ヶ月間弱、販売を休止します。
夏の間にお使いになる味噌や若布
もしよろしければ
お早めにご注文ください。
よろしくお願い申し上げます。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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