あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
「 わたし、タックスヘブンだと
ずーっと思ってた・・・ 」
パナマ文書のニュースが流れたのは
4月初めですよね、たしか。
それ以来、テレビや新聞で、何度となく
租税回避地、タックスヘイブン(Tax haven)
なる単語を目にするようになった。
2週間くらい前の事
夕食を食べながらテレビで
パナマ文書のニュースを見ていたら
カミさんが、冒頭のご発言
タックスヘイブンをタックスヘブンと
勘違いしてたのであります。
一瞬
「 えっ!!!
そんな事も知らなかったの 」
なーんて言おうかとも思ったのですが
意外と私、正直者であります
「 実はオレも2年前まで
タックスヘブンだと思ってた 」
と言ったら、カミさん、やおらニコッとして
「 おとーさん、同じだったんだ
安心したー 」
すごーく嬉しそうだった。
ここまでの会話を読む限り
単なる英語音痴、経済音痴の
オジサン、オバサンの会話なんですが・・・
カミさんが、やけに嬉しそうだったのには
理由があります。
今朝は、たいしたネタもないので
恥を忍んで告白します。
私、これでも外資系の銀行員を
5年近くやってました。
それも、後半の職場は
ディーリングルーム
アメリカ国債のセールスマンだった。
今思えば、山一証券の「飛ばし」
に使われていたかもしれない取引にも
関わっていたぐらだいだから、最前線ですよ。
その上、私、1980年から2年間
米国はオレゴン州ポートランドで学生だった。
おまけに卒業証書まで持っている。
そんな私が2年前まで
心の底から、タックスヘブンと
思い込んでいたんですから
カミさん、さぞや安心したに違いない。
いや
「 ホントに卒業証書持ってるの? 」と
自分の亭主にショーンK的疑惑を 抱いているかも???
いつの頃だか忘れましたが
生まれて初めてタックスヘブンなる
単語を目にした時(きっと、読み間違え)
租税回避地がタックスヘブン
つまり税金天国だなんて
すげー、分かり易いじゃん
なーんて感心した記憶がある。
それが2年前、よくよく字を読むと
タックスヘイブンだと気がついた。
で、辞書なんかを調べたりして・・・
アチャー!!!
ですよ。
恥ずかしいどこの騒ぎじゃない
まさに、穴があったら入りたい的心境
当然、誰にも話せなかった。
それがカミさんのお陰で、やっと
カミングアウトできた、そんな話です。
まあ、鰹節屋になって27年
英語も忘れ、金融にも疎くなり
典型的な零細家業のオヤジを
やっている私ですから
今更、恥ずかしくも無いのでしょうが・・・
で、負け惜しみを一つ
何で、日本のマスコミは
タックスヘイブンと正しい表記をしてるのに
アメリカのプロ野球の大リーグを
「メイジャーリーグ」ではなくて
何を根拠に「メジャーリーグ」って
書くのだろうか???
中途半端に英語を憶えている
零細家業オヤジの戯れ言に
おつきあいいただき有り難うございました。
|