今月のレシピは

かぶと鶏の丸の煮物

今月のダシ素材は

鯖節厚削り

温かい蕎麦つゆの甘さとコクを作り出す

おでんや煮物、濃い味の料理にお使いください

お客様から寄せられたご感想をご覧ください

この機会にポイント貯めて、

魚河岸のご馳走を味わってください。

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

「 すいません、今年はハチミツの量が
　 半分になりまして・・・ 」

昨年１０月の終わり

日本蜜蜂の養蜂家、静岡の水野さんから
電話がかかってきた。

なんでも、採蜜の方法を変えたらしい。

去年までは、巣箱にあるハチの巣を全て
取り出して採蜜していたのですが
今年から、取り出すハチの巣を半分だけ
にして、残りの半分は巣箱に残すことに
したそうな。


ハチの巣に蓄えられているハチミツは
蜜蜂の栄養源なんです。

だから、ハチの巣を全部取り出してしまうと
砂糖水をひたしたスポンジを巣箱において
エサとしていたのですが・・・

栄養源として、やっぱりハチミツには
適わない

気むずかしい日本蜜蜂
砂糖水のエサでは満足できなくて
集団で逃げてしまう事もあるらしい。

そんな訳で、今年から、半分
ハチの巣を残して、蜜蜂のご機嫌をとる

こんな作戦に出たようです。

去年の１２月に新蜜が出来上がって
きたのですが、弊店への割り当ては
１４０本となってしまいました。


で、日本蜜蜂のハチミツ
現在の在庫は６本

これを売り切ると、しばらく欠品となります。


次はいつになるの？？？

ですよね。

で、今月の初め
水野さんに予定を聞くと・・・


衝撃の発言が飛び出した

「 日本全国、日本蜜蜂が病気にかかって
　 大騒ぎになってます

　 ウチの蜂は十分の一に減りました」

アカリンダニというダニが蜂の肺の中に
寄生して、蜂を蝕み、死に至らせる
のだそうな。

ダニの影響で飛翔能力が極端に落ちるらしく
巣箱の回りには沢山の死骸が落ちているとの事。


アカリンダニは、元々、西洋蜜蜂に寄生していて
西洋蜜蜂と一緒に日本に入ってきたらしい。

西洋蜜蜂はアカリンダニの予防措置が
研究されているので、被害は少ないようですが
日本蜜蜂については、まだまだ予防法が
暗中模索の状況らしい。

つまり、日本蜜蜂が絶滅の危機に
陥っている

こんな状況であります。

水野さん

「 なんとか冬を越えてくれれば
　希望が出てくるのですが・・・

　 先の事は、まったく分かりません」

とため息まじりで、仰ってました。

こんな状況でございますので
日本蜜蜂のハチミツ

新蜜供給のメドは
今のところ、全くたっておりません。


日本蜜蜂のハチミツファンのお客様
ぜひぜひ、早めにお買い求め下さい。


ハチミツはもうすぐ売り切れますが
そーそー、こちらは在庫が結構ある

本職用鰹節削器　ただ今１２台在庫があります。

鯵煮干のダシはあっさりしているので、主に、うどん屋さんに使われておりましたが、 最近ではラーメンの食材としても知られるようになりました

ただ今、在庫が１２台あります

本職用の鋼を使ったカンナ刃だから、

半分の力でシャカシャカ削れます

築地店の店長、黒川春男がつづる築地の風景をお読みください

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
　

築地仲卸　伏高 中野　克彦 nakano@fushitaka.com 「海のだし」のお話は https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方 ＜動画にて公開中＞