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2015年12月4日 Vol.743築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
先ずは業務連絡です。
誠に申し訳ございませんが、「天日干するめ」販売
今シーズンの出来そうにありません。
松前の製造家が亡くなってしまい
今年は奥尻島のスルメを期待していたのですが
すでに漁期終了、まったく入手できませんでした。
来年に向けて、仕入ルートを研究します。
天日干するめファンのお客様、申し訳ございませんでした。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
先週の与太話は
友人のお嬢様の婚礼の話を
お届けしましたが、原稿を書きながら
我が娘が結婚するとなったら
どんな心境になり、そして
結婚式で、きちんと振る舞えるのだろうか???
と、つらつら考えてしまった。
娘が高校二年生の時
生まれて初めて、我が家に
彼氏とやらを連れてきた。
晩飯時だったので、ほろ酔い加減
(だったと思う)
とにかく、娘の彼氏になんと声をかけようか?
とか、どんな態度で接すれば良いのだろうか?
と思いだけは駆け巡れど
何一つ思いつかず
簡単に挨拶をした後
テレビの前に寝そべって
娘と彼氏に背を向けて
15分くらい、テレビを見ていた私。
もう細かい事は忘れたけれど
なぜか
「お父さんの方が男前だ!!!」
とかなんとか、訳の分からないことを言い放ち
自室に籠もり、酒をあおって寝てしまった
事だけは覚えています。
そんな父親だから、娘の婚礼で
きちんと振る舞える訳がない。
酔ってダメダメな親父になり
カミさんや娘に怒られるのは
目に見えてる
だから
いっそ
娘の婚礼には出席しない
この方が、娘のため
家族のため、自分のかもしれません。
「 知らない街を歩いてみたい
どこか遠くへ行きたい♪♪♪ 」
ご存じ、永六輔作詞、中村八代作曲
「遠くへ行きたい」
の一節ですが
永さんが
娘の結婚式には絶対に出たくないから
その時は、一人旅に出よう
そんな心境の旅路で
口ずさむ為に作った唄なんですって。
だから、私も・・・
花嫁姿の娘をちらっとだけ見たら
こっそり婚礼会場を抜け出し
「 知らない街を歩いてみたい ♪♪♪ 」
と口ずさみながら、一人旅に出よう
なーんて思うんだけど
そんな事したら
娘にも、カミさにも絶対に恨まれる
どっちに転んでも
ロクな事にならないんですよね、きっと。
まったくオヤジ稼業は哀れであります。
もっとも
幸か不幸か、我が家のお嬢
まだまだ当分、嫁に行きそうもない。
何とかそれまでに
人並みに感情がコントロールできる
ちゃんとした大人にならねば・・・
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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