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2015年11月27日 Vol.742築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
10月中頃の話ですが、19年ぶりに
結婚披露宴に行ってきました。
高校の同級生の
お嬢さんが結婚するので
招待されたんですよ。
友達の子供が結婚する
いつしか、私もそんな歳になっていた。
それに、私にも娘と倅(未婚です)がいるので
いつの日か新婦の父あるいは
新郎の父になる可能性があるじゃないですか。
だから、まずは新婦の父としての
婚礼での立ち居振る舞いを勉強するためにも
と思い、喜んで出席した次第です。
新婦の父親の心境って
相当に複雑なんじゃないの
と思っている私
酒飲みの友人ですから
披露宴が始まった瞬間から
ガバガバ飲み始めるのでは・・・
なーんて思ってたんですが
あの大酒飲みがセーブをしている
どうやら、新郎、新婦の親御さんは
披露宴会場で、結構、忙しいんですね。
ビール片手に、各テーブルを
お酌に回っていたんで
自分で飲んでる暇がなさそうです。
結婚披露宴というと
スピーチあり、唄あり、踊りあり
と大仰なイメージがありますが
今回、実にサラーっと進行しまして
主賓のスピーチ、乾杯の後は
新郎、新婦が座っているひな壇の回りを
ずらーっとお友達が囲んで
ワイワイガヤガヤ
まるで普段の飲み会
ってな感じ。
そして、演芸的な出し物は一つだけ
新婦の友人2人が
歌を歌いながら、踊ります。
唄が後半に差しかかると
なんと、新婦も踊りに参加
さすがにコレはビックリであります。
今時の披露宴は
お友達同士のパーティー
こんな感覚なんでしょうね。
さて、式の最後は
花束贈呈と感謝の言葉
ここで、友達(父親)が涙するでは
と期待していたのですが・・・
お嬢さん、親孝行なんでしょうね
感謝の言葉を、きちんと述べるのですが
ユーモアも交えながら語るので
しんみりなんて、まったくしない。
だから、涙のなの字も流さなかった。
最後、新郎新婦が帰途につくお客さん
一人一人に会場の外で挨拶をするんですが
「 ねぇ、鰹節削器、お祝いにあげようか 」
って、新婦に声を掛けたら
あっけらかんと
「 えーっ、削ってある鰹節にしてー!!! 」
だって。
さすが、今時のお嬢さん
参った参った
ちなみに新婦の父親(私の親友)は
宿敵(相手にされてませんが)味の素さんに
お勤めになられてます。
だからという訳じゃないけど
削り節を使う気があるだけ
良しとせねば・・・
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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