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2015年11月6日 Vol.739築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
先週は「焼あご」の話をしたのですが
今週は新昆布の状況をお伝えします。
先ずは、日高昆布
今年の日高昆布、当初は豊漁
と予想されていたのですが・・・
8月中旬に台風15号、16号が
北海道まで北上したため
まだ刈り取ってない昆布が、相当量
沖に流されてしまい、予想されていたほどの
生産量にはなりませんでした。
相場的には、一度、下がったのですが
その後はジリ高
特に、井寒台や冬島といった
ランクの高い浜の昆布は
絶対量が少ないようで、価格は昨年並み
てな訳で、日高昆布の価格は変わりません。
ただ、仕入れることができた井寒台の
数量が予定の半分でしたので
来春には売り切れると思っております。
井寒台ファンのお客様には
早めの手当をオススメします。
次に羅臼昆布
こちらは大減産
天然物は昨年の3割程度だったとか。
そんな状況ですから
価格的にも上がってしまった。
でも、問題なのは仕入数量。
二等検で予定の8割
一等検に至っては、たった1割
ですよ。
弊店の場合、今シーズンは平成26年産の羅臼を
販売するので、供給に問題は無いのですが
来シーズン、一等検は早々に品切れになると思います。
羅臼ファンのお客様は
在庫が潤沢な今シーズンに
来シーズン分も買っていただければと思います。
羅臼昆布の一等検、二等検は
11月13日より、平成26年産の販売を始めます。
利尻昆布
一等検も二等検も、若干、安くなります。
11月13日から
一等検の平成26年産を販売開始。
二等検につきましては
11月13日から値下げをしますので
もし、利尻昆布の購入をお考えであれば
それまでお待ち下さい。
最後に、尾札部白口浜元揃
こちらも、来週の金曜日13日より
平成26年産の販売開始となります。
今年(平成27年産)の昆布は高いのですが
平成25年の昆布が、それよりも
ずっと高かったので
平成26年産と27年産の昆布を
プールして計算した原価が
安くなりました。
結果的に、今シーズンの販売価格は
若干、下がっております。
今シーズンは、昨シーズンに比べ
昆布の在庫を増やしたので
来年の秋近くまでは
販売を継続することができそうです
のでご安心ください。
(ごめんなさい、井寒台だけ
はヤバそうです)
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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