築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話
2015年7月31日 Vol.725築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 お盆休みのお知らせ

 8月14日(金)~8月16日(日)はお盆休みとなります

 8月10日(月)午後6時までのご注文なら8月13日に発送

 8月10日(月)午後6時以降のご注文は、8月17日以降の発送となります

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     汗をかかないめんつゆの作り方   梅と塩だけでつくった梅干          一番塩
         

汗をかかない
「めんつゆ」の作り方

火を、一切、使わない

「めんつゆ」の作り方です

本がえしをご利用ください

 

梅と塩だけでつくった梅干

ものすごーく酸っぱい だからこそ、昔ながらの真っ当な梅干なんです

私が10年以上食べて続けている梅干です


お客様から寄せられたご感想をご覧ください

 

五島灘の甘い一番塩

14㎝ x 8㎝の小さなパッケージなので手土産にいかがですか?

正調、五島の塩の味わい方

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

先週からの続き
お誕生日に占った卦の話です。

出てきた卦は

 沢風大過(たくふうたいか)

そして、易経が指し示す

卦辞(かじ)は

大過は、棟橈む(むなぎたわむ)。

爻辞(こうじ)は

棟橈む(むなぎたわむ)。凶なり。


卦辞とは、その卦全体の説明

爻辞には、私(占いの対象者)が
どう行動するべきかを指し示す内容が
書かれているらしい。


もっとも、易経の読み下し文を読んでも
チンプンカンプン。

でも、さすがは中国
4千年の歴史を有するだけあります。

その昔から、易経の解説書があるんですよ。
(それほど、易経は難しいのでしょう)

有り難い事に、岩波新書の「易経」には

その解説書が述べている事も含めて
卦辞と爻辞の説明が書いてある。


その上、今時だからインターネット上に
沢風大過の解説が書かれてるんですね。

で、1時間ばかり、アレコレ読んでは
アレコレ考えた。

で、思うに至った解釈は


市場移転に際して、我が商売は不安定になり
そのまま放っておくと、商売は傾く

つまり、相当、ヤバイ状況な訳です。

でも、油断せず、そして、慎重に
適切な方法を講じれば
何とか商売は維持できる


では、適切な方法とは何ぞや?

こんな疑問が出てくるわけですが

どうやら、私一人だけで、この危機を
乗り越えるには能力不足らしい。

独善的に施策を実行すると、必ず商売が傾くから
他人の意見に、耳を傾け
慎重に物事をすすめよ


まあ、相当、自分に都合が良い
解釈ではありますが・・・


それにしても、市場移転に直面し

棟橈む(むなぎたわむ)

つまり、家の棟(屋根の上の部分)が撓んで曲がる

なーんて、実に
もっともらしい卦が出たものです。


易経のセミナーで教えていただいたのですが
結構、易経の占いは、当たるらしい。

人間、心の底でで感じている事が
卦に反映される傾向にあるとか???


まあ、解釈なんてどうにでもなるから
当たってるような気になるのかもしれませんが
ここは易経に敬意を払わねば・・・


てな訳で、私は
専門家、従業員、お客様、家族、友人知人の
声に真摯に耳を傾け、伏高の存続を図らねばなりません。


月並みではありますが

伏高が無事に創業100年を迎えるためにも
そして、「真っ当な食材」を次世代に残すためにも

ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

追伸:来週は恒例の断食修行にまいります。
    月曜日から日曜日まで、伊豆山中にて
    易経が示す教えについて、再度、考えてきます。

    ノートパソコンは伊豆に持っていきますが
    修行中の身ゆえ、メールの返信等は
    遅くなりますので、ご了承ください。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
十割蕎麦   淡路素麺  
工場長の独り言
         

十割蕎麦

ほんの少し蕎麦汁をつけて食べると

甘味のある蕎麦の味が口の中に広がります

きちんと蕎麦の味のする乾麺作りプロジェクト

 

淡路素麺

素麺は、真夜中、延ばされる

淡路島は本当の意味での手延素麺を作っている希少な産地

本当の手作りならではの、細さ、コシ、喉ごしを味わったください

 

工場長の独り言

削り節の製造担当、荒川晶充が語ります

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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