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2015年2月20日 Vol.702築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話 |
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おはようございます。
築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
「 社長、お待たせしましたが
佐賀の海苔、やっと届きました
それも、秋芽の初摘みでした 」
先月末、干出だけで育てた初摘み海苔
の新しい仕入先から
電話がかかってきた。
去年の12月に状況をきいたら
今シーズン、九州の海苔は
かなり生育状況が悪いとの事。
量は少ないは、品質がイマイチな海苔が多いはで
海苔業界は混乱しているらしい。
「 多分ですよ、秋芽じゃなくて
冷凍網の初摘みになると思います 」
と、言われてた。
例年、9月中旬から10月上旬にかけて
養殖網に海苔のタネをつける事から
海苔の養殖はスタートします。
タネ付けが終わった養殖網を海に入れ
海苔の育成をする訳ですが
この時期に育てる海苔を
業界用語で「秋芽(あきめ)」と言います。
2~3週間で20㎝程度までに成長した秋芽を
11月に刈り取って出来あがるのが「初摘み海苔」。
もっとも、海苔を全て刈り取るわけではないので
次の2~3週間で、また20センチ程度まで成長します。
これを刈り取ったのが「二番摘み」
以降、12月の下旬に養殖海苔の寿命が尽きるまで
合計で3回から5回、刈り取りが行われます。
で、弊店では、この秋芽の初摘み
(それも酸処理をしていない海苔)
を3年前から販売しています。
実は、タネ付けをした養殖網を
一度に全て海にいれるのではありません。
養殖網ごと冷凍保存をして
年明けに海に入れて、海苔の養殖をしています。
これを業界では「冷凍網」と呼んでいる。
という訳で、今シーズンは
「冷凍網の初摘み」になってしまう
可能性が高かったのですが
有り難いことに、昨シーズン同様
秋芽の初摘みを製造家さんが
弊店に分けてくれたようです。
てな訳で、昨シーズンと同じ製造家が養殖した
秋芽の初摘みをお届けできることになりました。
だた、今までの仕入先が倒産してしまい
新しい仕入先を通して入荷しているので
海苔を焼いている人だけが違います。
その点だけは、ご了承くださいませ。
17日に私の手元まで届き
早速、試食しましたが
先シーズン同様に旨かったので
ご安心を。
てな訳で、長らくお待たせしましたが
干出だけで育てた初摘み海苔
新海苔が入荷しました。
でも、ごめんなさい、価格がちょっと上がってしまった。
¥810/全型5枚が¥864になりました。
今シーズンの生産量が少ないので
そのあたりをご理解いただければ幸いです。
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築地仲卸
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伏高
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三代目店主
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3月9日まで
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鯵煮干
鯵煮干のダシはあっさりしているので、主に、うどん屋さんに使われておりましたが、 最近ではラーメンの食材としても知られるようになりました
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築地の風景
築地店の店長、黒川春男がつづる築地の風景をお読みください
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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