あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
今週の月曜日に新しいカタログが刷り上がり
そして、本日より昆布が勢揃い。
弊店的には、ようやくシーズンイン
てな気分であります。
そこで、今年の昆布の状況報告です。
市場最低の昆布生産量だった昨年
地球温暖化で、昆布は右肩下がりで
減り続けるの???
なーんて心配していたのですが
今年は、何とか生産量が
どの昆布も平年並みに戻りました。
従いまして
全般的に昆布の価格は下がったのですが・・・
冬島や井寒台といった
日高のブランド浜の昆布だけが
なぜか例外となってしまった。
今年の日高地区は昆布の繁茂状況が
実は良すぎました。
過ぎたるは及ばざるがごとし
繁茂しすぎて、一枚一枚の昆布に
栄養が行き渡らなかったんですって、コレが。
で、例年に比べ
身の薄い昆布が多くなってしまった。
てな訳で
一等検や二等検が少ないのであります。
特に、井寒台や冬島といった
ブランド浜の一等や二等が、ほんと少ない。
日高では井寒台と冬島の昆布だけを
扱っている弊店としては、焦ってしまった。
数量が少なかった去年でも
10月半ばには、予定数量を
確保できていたのですが
今年は10月半ばで、予定の半分だけですよ
確保できたのは。
当然、価格は去年より高い。
いやー、焦ってしまった。
取引先に色々と画策をしていただき
先週の初めに、ようやく8割まで確保。
こんな状況であります。
ですので、申し訳ございません
日高昆布だけは、昨シーズンより
価格が高くなってしまいました。
残りの2割を手に入れるべく
これから、もう少々、画策をします。
尾札部の昆布、羅臼昆布、利尻昆布は
予定通り数量を確保し
価格も安くなったのですが・・・
羅臼昆布だけ、ちょいと問題あり。
弊店では、さきほどの3種類の昆布は
最低でも一年間寝かせてから販売しています。
なぜなら、寝かせると旨くなるから。
つまり、今シーズンに販売する昆布の主力は
平成25年産なのですが
去年、羅臼昆布の一等検が極端に少なくて
予定の1/5しか買えてないのですよ。
だから、今シーズンに販売できる
羅臼の一等検は、極端に少ないのですよ。
てな訳でして
羅臼の一等検は、早々に売り切れになると思います。
なお、一等が少なかった分
二等を余計に確保してあるので
羅臼がまったく品切れになる可能性は少ないです。
どうしても一等検が欲しい
とお考えであれば
早めにご注文ください。
よろしくお願い申し上げます。
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