築地鰹節伏高 鰹節屋の与太話
2014年8月22日 Vol.677築地の鰹節屋『伏高』がおくる、よもやま話

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 おはようございます。

 築地仲卸 伏高、店主の中野でございます。

 

真っ当な食材で豊かなくらし
 
今週のおすすめ
     薩摩背節   大つぶし          梅と塩だけでつくった梅干
         

薩摩背節

ようやく入荷しました

枕崎の若手製造家、久保さんが仕上げた節を味わってください

 

大つぶし

特大肉厚の乾椎茸

2年ぶりに入荷しました

まずは、ステーキで召し上がってください

 

梅と塩だけでつくった梅干

ものすごーく酸っぱい だからこそ、昔ながらの真っ当な梅干なんです

私が10年以上食べて続けている梅干です

 
店主あいさつ
 

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

8月8日にお届けしたメールで報告したように
先々週は、2年ぶりの断食修行でした。    

通い慣れた伊豆高原ですが、2年ぶりとなると
景色が変わります。

長らく営業していた飲食店がなくなったり

( といっても、断食中なので、店に入った事はない )

新しいお店が出来ていたり。

中でも、一番驚いたのが、断食宿の周囲が
建設ラッシュだったこと。

宿を取り囲むようにして、3ヵ所ほど
鉄骨が組み立てられ、建築中なんですよ。

それも、すべて平屋っぽいので
何となく不思議だった.

そこで、宿の人に聞いてみると・・・

断食宿の前に、高級旅館があるのですが
その宿屋を台湾のお金持ちが買ったそうな。

そのお金持ち、ついでに廻にある空き家も
すべて買って、旅館を増築中。

この10月には、めでたく新規オープン
こんな事になっているんですって。

つまり、断食宿の周囲にある鉄骨は
来月末には、すべて平屋の高級宿に変身するんですよ。

話によれば、 その高級旅館を台湾のお金持ちが訪れ
いたく気に入ったそうな。

で、帰り際に、記念として宿屋の浴衣を
買いたいと申し出たところ

「これは売り物ではありません」

と断られた。

お金持ち、悔しかったのでしょうか

「 浴衣を売ってくれないのなら、旅館ごと買っちまおう 」

てな、話になって、交渉の末、売買が成立した。

( 旅館のオーナー、おばあちゃん、高齢で
 跡継ぎもいなかったらしい )

こんな顛末なんですって。

まあ、この話は「作られた話」だと思いますが・・・

台湾や中国の資本が、日本の不動産を
買いあさっている

こんな状況が伊豆にまで波及している
のでしょう。

悲しいかな、日本の国力は確実に落ちている
と、あらためて実感した次第です。

まったく、アベノミクスとやらは
どこに恩恵をもたらしているのやら???

台湾資本に囲まれた断食宿
どうなることやら???

台湾のお金持ちに、驚異的な高値で売って
違うところに、新しくて豪華な断食宿が
出来ちゃったりするかもしれません。

はたまた、断食宿が台湾資本に買収され
国際色豊かな断食修行の場になるかも???

まあ、これはこれで一興です。

と、まあ2年ぶりの伊豆は
違う風景が、あちこちで見られましたが

一ヶ月ぶりの、こちらは
まったく変わりません。

お待たせしました。 薩摩背節、ようやく入荷しました。

次代を担う仕上節製造家になって欲しい
と私が期待をしている

枕崎の久保さんが、丹精込めて仕上た背節
ぜひ、ご賞味ください。

築地仲卸 伏高 三代目店主 中野 克彦
 
今週のおすすめ
淡路素麺   汗をかかないめんつゆの作り方  
築地の風景
         

『夏バテで、とくかく食欲がなくて・・・』とお嘆きのあなた様へ

淡路島の極細素麺なら、知らず知らずに喉を通ってしまいます

 

お手製「めんつゆ」の作り方

市販の『めんつゆ』もいいけれど・・・

やっぱり自家製が一番旨い

本がえしを使えば、簡単に出来上がります

 

築地の風景

築地店の店長、黒川春男がつづる築地の風景をお読みください

 
 


 

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
 

築地仲卸 伏高
中野 克彦
nakano@fushitaka.com

「海のだし」のお話は
https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方
伏高流 鰹節の削り方
<動画にて公開中>
 
 
 

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