鰹節の伏高トップページ伏高コラム/レシピ築地の風景

黒川 春男

築地の風景

by 築地本店店長、黒川春男

2019 26

先月25日、休市の前夜、銀座で食事会。参加女性陣の猛烈なアピールで中華の食べ放題、飲み放題のコース。銀座マロニエ通りのビル5階、6階、北京?鴨(北京ダック)が売りの中華店。 目の前で窯で焼いた鴨を切り捌いてくれる。北京ダックは、数十年前、学生時代にバイトしてた虎ノ門のドイツレストランのオーナー、ルディさんに六本木の中華店でご馳走になって以来。黒ネコは、回る円卓料理より町中華で二、三品注文して酒を飲む方が性に合うのだが。だから、もっぱら紹興酒をちびちび舐める様に飲む。飲み放題リストにワインもあった筈だが、テーブルのメニューにはなかった。狭いトイレが一カ所。しかも男女共用。トイレ待ちに列。下の五階へエレベーターで降りる。五階は少人数用の宴席。壁一面に高そうなワインがディスプレイ。こんな大勢の客がいるのに狭いトイレ、狭いエレバーター。厨房では中華鍋から炎が舞い上がってる。「大丈夫なの?」

二時間制限なので閉会。物足りなくて、帰宅方向が同じ、辺ちゃんと銀座ブラ。高級ブランド店の紙袋を幾つも手にする中国人の集団。元気ですねぇ。女酒豪の辺ちゃん、銀座の夜にめっぽう強い。案内されるまま、和食店に。お互いに健康が気になる年頃。ピロリ菌治療した辺ちゃんに、黒ネコ、マヌカハニー食べてるんだと。「除菌治療には保険も適応されたから病院行ったら?」、「病院の薬はNG」と黒ネコ。タクシーで帰宅。この夜、同じ銀座で飲み会のうちのやつは、まだ帰ってなかった。猫ども、次々とお出迎え。そうだ、今日はマヌカハニーを食べてなかった。

ニュージーランドン自生する植物「マヌカ」の木に咲く花の蜜から作られた蜂蜜。先住民族マオリ族は、葉、茎、根の薬効から万能薬とし、この木を「復活の木」という意味の「マヌカ」と名付けた。ピロリ菌、大腸菌、サルモネラ菌などの悪性菌に対する殺菌、抗菌作業が高く、潰瘍などの消化器系の疾患や感染症の治療にバツグンの効果だと、鳥取の妹からの電話で知った。「お兄ちゃん、もうびっくり、みく(姪っ子」の口内炎、吹き出物が一発で治ったんだから、花粉症にも」。信じる者は救われる。早速,近所の成城石井へダッシュ。高度の高い方が効果あると言ってたので、なたのMGO400を取ると空っぽ。レジに持って行くと奥の冷蔵庫から取り出してきた。250g入り六千九百円。ハチミツなど口にした事もなかったのに。救世主となるのか。おや、匙を入れると底が見える。買いに行かなきゃ。ずっと胃の不快感はないのでOK。

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