伏高からのお知らせ

新発売 ・・・ 波照間の純黒糖
5月26日まで、
2割引のお試し価格で販売中


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聴きだしの会

伏高の鰹節をお客様に「利きだし」していただき、率直なご感想を語り合っていただきます。


お客様から皆様への贈り物

弊店から「海のだし」を仕入れて下さる飲食店さんのお客様から皆様への贈り物があります












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【6月の営業日】
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スーパーおすすめショップ2004
当店はAll Aboutのおすすめショップ2004に選ばれました。
築地の風景

鰹節屋の昔話

十八

 

二代目店主 中野英二郎が語る、戦前から高度成長前夜にかけての、かつお節の話、魚河岸の話、築地界隈の話、東京の話などなど、四方山話を聴いてください

 

 

中山競馬場

 

何時の頃からか、時折、中山競馬場まで、父は私を連れて行ってくれる様になりました。

父親のかつての奉公先(伏正)のご主人の次男が浅草で料理屋をしていました。
その方が中山競馬場でも食堂を開いたので連れて行く、と言うのが名目でしたが、 本当の所は、当時20円の馬券を一人一枚しか買えなかったので、二枚買う為に子供を連れて 行ったのだと、後で気が付きました。

昼はその食堂でお客が居なくなってから、上等の弁当を出してくれました。 子供なぞ、他に、居ないので、店のみんなに可愛がって貰った覚えがあります。

馬券売り場に入る入場券は一人一枚なのです。
円い形の券で、レース番号が一回りに印刷してあり、首からぶら提げる紐が付いていました。
ゲートがあって、馬券売り場に入る時にレース番号の書いたところにパンチを入れるのです。
今考えると、連れて行った親も、勿論、馬券売り場に入れてくれた、 競馬場の方もどうかと思うですが、おおらか、だったのですかね。

何も判らず、自分で馬券を買わないで、競馬を見ているくらいつまらないことはないのですが、 終わってから、必ず、タクシーで、浅草まで行き、料理屋の内座敷で、 美味しいものが食べられたのが愉しみでした。

行きは省線電車(今のJR総武線)なのに、何故、帰りはタクシーなのか判りませんでしたが、 帰りの円タクは結構安く値切ったのた筈です。

戦前の競馬は単と複しか無かったので、度胸のない父親は意外と損をしていなかったのではと思いますが、 一レースに40円、戦前のお金です。それも子供の私を何度も連れて行ってくれたのです。 戦後になって、どうやってその元手の金を都合つけたか父親に聞いたけれども 「そんなこと聞くな」と教えてくれませんでした。

 

 

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