● ネットで昔ながらの商売を -伏高-
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![]() 代表取締役の中野さん |
![]() たくさんの種類のだしがありました。 |
伏高は、海のだし全般を取り扱う鰹節仲卸で、店先には鰹節の入った木箱が何種類もきれいに並んでいる。その上から掛かっているのれんと相まって、少し離れた所からみると、昔の風情を思い起こさせる。
社長である中野は、昔のような町の乾物屋さんが少なくなってきてきたため、商品の知識等も含めて小売りするといった店が無くなってきていると指摘する。そのため、もっとお客さんと向き合う商売をするための手段を常々考えていたという。
現在でもインターネットを楽しんでいるという父親の影響もあり、パソコンに 20 年以上親しんでいたという中野は、以前からやっているカタログ販売の延長としてホームページを始めたとのこと。
そのため、ホームページの内容は、だしの情報で満載だ。コンテンツの中にはだしの掲示板もあり、だしに関する疑問を書き込むと代表取締役の中野自らが答えるという、至れり尽くせりの趣向となっている。だしのプロとして自信を持って伝えられる情報を、セレクトしてコンテンツにしているということで、実際に調理法よりも、商品そのものの説明にスペースが割かれているようだ。
反響もかなりあるようで、調理法に関する問い合わせのメールが多いという。面白い例を一つ挙げると、「豆乳に合うだしを教えてくれ」という問い合わせもあったようだ。中野は苦労しながらもちゃんと返答したとのことで、だしのプロとしての「こだわり」が窺える話だ。
中野社長は、ホームページの利点をこう語る。
「ホームページですと検索すれば探せるわけですから、本当に欲しい人が検索してきてくれる」。通販の客も含めて、インターネットからの受注というのは、売り上げ全体から見れば割合は少ないが、こだわりを持っている客が多いということで、詳しい知識を持っていてリピーターも多いということ。
これからも、血の通った商売のためのコミュニケーションツールとしてインターネットを使っていってもらいたい。
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